カナダはオンタリオ州ハミルトン出身のジェレミー・グリーンスパンとマット・ダイドマスによるプロジェクト。1999年、グリーンスパンとジョニー・ダークによるデュオとして活動を始め、デモ制作に取り掛かるがその後ダークは脱退。しかし、デモを聴いた元WARPの故Nick Kilroyが自らのレーベル＜KIN＞の第1弾アーティストとしての契約をオファー、グリーンスパンは友人であるダイドマスの力を借り4曲入りEP「Birthday」を制作、2003年10月にリリースする。その後2004年6月デビュー・アルバム『ラスト・イグジット』をUKにてリリース、その80年代シンセ・ポップやニュー・ウェーヴに2ステップ、ハウスのリズム、R&B的なグルーヴを融合したユニークなサウンドが大きな話題を呼ぶ。その3ヶ月後、彼らの大ファンである＜Domino＞によって全米リリースされると、インターネットでの口コミを発端にしてじわじわと知名度を上げ、耳の早いリスナーの中で人気を得てゆく。この作品は、ニューヨーク・タイムズやローリング・ストーンといったメジャー誌の絶賛を受けると同時に、様々なメディアの2004年度年間ベストにも選出され、ジュニア・ボーイズは一躍世界中の注目を浴びる新人アーティストとしての地位を確立する。セカンドアルバム『ソー・ディス・イズ・グッバイ』で＜Domino＞から世界デビューを飾ると、3枚目のアルバム『ビゴーン・ダル・ケア』、4枚目となる前作『イッツ・オール・トゥルー』をリリースし絶賛を浴びる。更に今年２月には５枚目のアルバム『ビック・ブラック・コート』をリリース。最近ではカリブーのレーベル、＜Jiaolong＞からメンバーのジェレミーがシングルとEPをリリースしカリブーのリミックスを手掛けている。もう一人のメンバー、ダイドマスはベルリンに移住し自身のレーベル、＜Obsession＞を設立し、Diva名義でソロ作品をリリースしている。

(メーカー・インフォメーションより）