ジェームス・ジョイス「若い芸術家の肖像」これまでの人生で四度目のチャレンジにして、やっと読了。いつも同じ所でつっかえるので、今回は注釈がしっかりしていそうなベーパーバックとルーテンベルク、それにBBCラジオのポッドキャストを使って少しずつ読んだ。粗筋は主人公のカソリックの学校へ通っていた少年期から青年期にかけての成長と将来への決意なのだか、時はまさにアイルランドの文芸文化、政治の復興の時期。そんな時にカソリックの信心から離れ、自由を目指す青年。全編通して豊かすぎる文体で、本当に一人の人が書いたもの