前作Widest Dreamに続いてマークスピロがプロデュース。全体的にやわらかい音に仕上がっている。アルバムジャケの背景にある様に、草原にいるような音の臨場感がある。特に5,6,8曲あたりが。1曲目はフィドルとスティールギターの音が目立つノリの良いカントリー。3曲目は哀愁感のある曲。

ホントにいいです。これ。99点。夏の海岸沿いドライブにもってコイ。全般的な音色が、波音とピッタリくるのかもしれない。プロデュースはマークスピロ。6曲目のPower Windowsはアメリカらしい(バックのナッシュビルのミュージシャンの演奏もいい)曲。そして歌詞もいい。9曲目はフィルコリンズのカバー。10曲目はリトルリバーバンドに居たジョンファーナムの1stアルバムに入っていた曲と同曲。

ジム・クロウチやライオネルリッチーのカバー曲が、うまくJ.Berry風にアレンジされている。前作までのプロデューサーのマークスピロから離れたせいか、やや硬い音に仕上がっている。6と11曲目は同じナッシュビルの同朋”チャックジョーンズ”の作品。以前もジョンベリーは過去のアルバムでこの2曲をカバーしていたが今回は完全リメイク。11曲目のFaithfullyはアルバム「FACES」のバージョンの方が良いかな｡｡｡