Sambolero

ジョアン･ドナート2010年新作！
ボサ･ノヴァ･シーンに燦然と輝く自作名曲を､芳醇なジャズ･ピアノ･トリオで奏でるファン歓喜の逸品｡

ジョアン･ジルベルトと並び､ボサ･ノヴァ随一の｢奇才｣とされ､ブラジルのみならず､世界のミュージシャンから敬愛される偉大アーティスト､ジョアン･ドナート｡90年代の復活以来､さらに精力的な活動を内外で行い､昨年はジョイス･モレーノとのコラボレート作にて､その流麗なプレイで再び注目を集めたことは記憶に新しい｡そんなドナートの最新アルバムがリリース｡今回は｢サンボレロ｣と題し､サンバの持つブラジルのパッション､そしてボレロの優美な世界観を併せたコンセプトで表現する､自作名曲のピアノ･トリオ･ジャズ･カバー･アルバム｡「Amazonas｣｢Bananeira｣｢E Menina｣｢Lugar Comum｣「A Rã｣ほか､永きに渡りリスナーの琴線を刺激し続けてきた独特のフレージングを持つドナートの名曲を､自身の｢今｣の感覚によって再び表される奥深さは､これ以上に無い味わい｡ルイス･アルヴェス(b)､ホベルチーニョ･シルヴァ(ds)という最高のサポートを得たアンサンブルも見事｡ラストの｢Sambou Sambou｣では､サンバ･シーンから､何とゼカ･パゴヂーニョがゲスト参加するというトピックにも注目｡2010年初頭にして最高のボサ･ノヴァ･ニュー･リリース！

【Joao Donato Trio】
JOAO DONATO : piano
LUIZ ALVES : bass
ROBERTINHO SILVA : drums

special guest
ZECA PAGODINHO on "Sambou Sambou"