CD

Le Temps Qu'il Faut

Jean Philippe Viret (ジャン フィリップ ヴィレ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AS080
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

冒頭、狼煙のようなアルコで幕を開けるジャン=フィリップ・ヴィレ自身による入魂のオープニング・チューン「Peine perdue」。ベースから弾きだされるミニマルなうねりは波動となって心に響き、盟友エドゥアール・フェルレの憂いを帯びた旋律美のピアノと創造する音楽は、繊細かつ大胆なこのアルバム・コンセプトを如実に示している。

つづく2曲目「Les Arbres sans fin」はフェルレの作品だが、まるで星のまたたきのような導入部の6連符ピアノ音がいざなう幻想的フェルレ・ワールド。これに絡むヴィレのアルコは、もう夢か現か。目の前からスピーカーの存在が完全に消え去り、別の空間に吸い込まれる錯覚は、一度だけじゃない。なんど聴いても陶酔させてくれる。

6曲目「Dans la Peau d'un autre」もフェルレの作品。最初と最後の、ピアノとベースが美しくも完全にシンクロするさまは、聴く者の瞼をゆっくりとじさせる。おぼろげな風景が見え隠れするような、くすぐったい奇妙な感覚におちいる。ひとつの旋律が同系色のグラディエーションのように増幅して聴こえるところは、周波数成分がそうなのかは解からないが、アルファ波を浴びているようだ。

ラストを飾るはヴィレ自身の手からなる「Si peu de choses」。ベースという楽器はいったいどこまで可能性を秘めているのか。奏でられる自由な描写は、至高の安らぎを与えてくれる。このままいつまでも終わらないでくれと願う。

(以上、新譜インフォより)

Jean-Philippe Viret (bass)
Edouard Ferlet (piano)
Fabrice Moreau (drums)

収録曲   

  • 01. Peine Perdue
  • 02. Les Arbres Sans Fin
  • 03. En Un Rien
  • 04. Esthetique Ou Pathetique ?
  • 05. 7 A Dire
  • 06. Dans La Peau D'un Autre
  • 07. Ailee Au Sud
  • 08. Si peu De Choses

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

モダンジャズ に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド