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前作『Have You Heard』から１年ぶりのテナー奏者Javon Jacksonのアルバム。Blue Note時代のアルバム『Good People』(1997年)あたりから、ハード・バップ・スタイルからグルーヴ・ベースのファンキー・スタイルに移行した彼だが、その後ジョン・メデスキー、ラリー・ゴールディングスなどのオルガン・プレイヤー達とサウンドを構築。

近年の作品『Easy Does It』、『Have You Heard』ではDr. Lonnie Smithをフィーチュアしてきたが、今作でも再度彼を起用し、更なるソリッド・ファンク路線を目指している。

2006年に久々のリーダー作をリリースし注目を受けるギタリストDavid Gilmoreもまさに適任。前作同様にLenny Davis のエレクトリック・ベース、ルーサー・ヴァンドロスからローリング・ストーンズまでサポートするLisa Fischerのヴォーカル、そしてGreg Hutchinsonのドラムで更なる強力なエレクトリック・ファンク・サウンドぶりを本作で発揮した。

曲はジャクソンのオリジナルに加え、リサ・フィッシャーをフィーチュアしたロバータ・フラックの名曲＜Where is the Love＞、ケニー・ギャレットの＜Chief Blackwater＞、ジョニー・マーサーの＜I Remember You＞などを取り上げている。他にもリサ・フィッシャーによるコンテンポラリー・ヴォーカル・チューン�B、まさにJBファンク�Gなども注目。