デモと言うよりもちょっとしたアイデア集をそのままCD化した様な作品。当然音は良くありません。録音のみで言うと宅録初心者の方が今の安物MTRを使って録音してもこのレベルより下回る事は無いんじゃないかなぁ（時代が違いますモンね）。でも彼のプレイを聴けるだけでも有難いという方は購入すべきでしょう。正規のスタジオ盤には無い勢いの良いプレイが聴けます。とりあえず評価は最高ですね。何故か?そりゃジェイソンベッカーのプレイが聴けるから！ファンならそれだけでいいでしょ？

かなり早いです！ しかも曲数も、ジャンルも多く、 早弾き好きギタリストなら満足すること間違い無しです！

CACOPHONYの盟友、マーティー・フリードマンの「DRAGON’S KISS」と同時発売された、1988年発表の1stソロ。徹底して速弾きに拘っていたギタリストが多かった当事において、彼はそれと一線を画すプレイを見せている。対位法を用いた名曲Airだけが目立ちがちだが、泣きのギターが叫ぶAltitudesや摩訶不思議な世界観を持ったTemple Of The Absurdなど、「メロディ」に拘ったインストが揃っている。数年後ALSという悲劇に襲われた悲劇の天才、ジェイソン・ベッカーの若き才能が詰まった1枚。

ﾊﾟｰﾍﾟﾁｭｱﾙﾊﾞｰﾝ程はﾍｳﾞｨじゃないが読書ができる位｢優雅｣!ﾍﾀなｸﾗｼｯｸよりいいし楽曲に才能を感じる!”どうか御病気が回復します様に…”

評価は、3星と少々辛目ですが、これだけのサウンドが10以上前に17,18歳の少年が作り上げていたと考えると、涙が出ます。 ALSという超難病と闘っているJasonのことを考えると、神も仏もと思ってしまう今日この頃です。次回作があるらしいのでまた期待したいと思います。