Japanese Composers Classical レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

49件
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  • このようなアルバムがあったのですね。最近、邦人作曲...

    投稿日:2021/09/23

    このようなアルバムがあったのですね。最近、邦人作曲家の作品を聞いているのですが、京都を題材に委嘱した作品のようです。録音場所が東部文化会館で、1988年の録音。その年だったら京都コンサートホールは開場していたのに何故東部文化会館だったのかなあ?費用かな? 当時の京都会館は、音響効果は最悪だったので使用しなかったのはわかるが。と言うのも、以前、東部文化会館や京都コンサートを指定管理している財団に勤務していたことがあるので不思議に思ってました。 作品は、5人の日本を代表する作曲家、指揮が小泉和裕オケは勿論京響と申し分なし。和楽器を使い京都色が強い作品かなと思いましたが、それはさほどではなく難解な構成でもなくむしろ聞きやすい作品でした。都市を題材した作品では、レスピーギのローマ3部作品が有名であるが、何時かは京都を題材にした世界的にも通用する作品が生まれる事を期待します。

    k.k さん

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  • 八代秋雄のピアノ協奏曲を目当てに購入しました。しか...

    投稿日:2021/02/17

    八代秋雄のピアノ協奏曲を目当てに購入しました。しかも、初演者中村紘子の演奏となれば尚更です。 NHKの何の番組か忘れましたが、中村紘子のピアノで初めて聞いた時の衝撃は忘れられません。冒頭から何か不気味なメロディーで始まり、有名な1音の連続主題など度肝を抜かれました。これが日本人作曲家の作品とは!。中村紘子の熱演でした。録音が古いのは仕方がないですが、その時の模様が伝わるCDです。

    k.k さん

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  • 小山清茂さんの「管弦楽のための木挽歌」は学生時代に...

    投稿日:2018/04/27

    小山清茂さんの「管弦楽のための木挽歌」は学生時代に属啓成氏の本で存在を知り、何度か聞いたことがあるのですが、あまりレコードやCDが発売されなかったので、聴く機会が少ない曲でした。(吹奏楽版は動画サイトでよく見ますが)。あらためて聴きなおしてみると、日本の情景がくっきりうかぶ素晴らしい曲であることを再確認しました。鋸を挽く音を描写した部分などは印象が強く、小山氏の創意や作曲技術に感心いたします。他の収録曲も有名な曲が多いのですが、外山さんの「ラプソディー」なども含め、特に打楽器の音質や迫力など、まず満足です。

    テリーヌ さん

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  • 福島和夫氏・鈴木博義氏・武満徹氏などが活躍していた...

    投稿日:2018/04/13

    福島和夫氏・鈴木博義氏・武満徹氏などが活躍していた実験工房のメンバーの意欲が伝わってくるような作品群です。はるか昔、NHK「現代の音楽」で実験工房関係作品が取り上げられていたとは、言われれば当然ながら、今まで気づきませんでした。今聴けば違和感がないのも時代の流れでしょうか。武満さんが高く評価していた才能豊かな鈴木博義氏の作曲家引退(実業界に転身)が残念です。

    テリーヌ さん

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  • 15年前の出版だから新しくはない しかも録音はさらに...

    投稿日:2018/01/31

    15年前の出版だから新しくはない しかも録音はさらに古く 半世紀前と四半世紀前のものだ だが今聴く価値がある名曲名演奏と言おう 戦後3年に作曲された70年前の”フルート協奏曲” 早逝した尾高尚忠の傑作 名手ランパルの演奏が聴ける ドイツ音楽の構成美を形作りながらペンタトニックやアジア的旋律の主題を縦横に展開してみせる その20年後矢代秋雄は”ピアノ協奏曲”を書いた パリでメシアンに学んだ矢代作品は難曲中の難曲で滅多に演奏されない 故中村紘子が奮闘している ピアノの様々な表情が聴けて面白い 30年前に京響の委嘱で吉松隆は”ファゴット協奏曲”を書く 祇園祭の長刀鉾に描かれたユニコーンを象徴としてその一本角にファゴットを見立てて発想された音楽は魅力的なのだ 戦後民主主義国家となった日本の風土が生んだ音楽はユニークで興味深い 20世紀の音楽を俯瞰した時 日本音楽は聴き逃せない 手に入りづらくなっている当演奏の再発をDENONに願いたい できればあなたもお聴きを    

    風信子 さん

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  • 東京都交響楽団のコンサートマスター小林健次を中心と...

    投稿日:2017/12/09

    東京都交響楽団のコンサートマスター小林健次を中心として’74年に結成された名弦楽四重奏団”ニューアーツ”はその名乗りのように現代音楽演奏に特化した団体だった 四人は都響の団員で構成される 現在は皆退団している 同時に”ニューアーツ”が演奏している姿もその演奏も霧消した だが忘れられない この”DIRECTION”も入手不可能になっている 確か彼らだけの演奏で構成されたディスクはこの一枚だけだと思う 実演の情景は今も鮮明に思い出される 無愛想なのにフレンドリーな空気に包まれて和やかだった 四人の個性が手に取るように分かり面白かった 求道者小林の気難しい遊びに平尾 江戸 苅田が嬉々として加わった感があり微笑ましかった 現代音楽=難しいの公式を消し去るクリアーで実に音楽的な演奏で(知情意のバランスが取れているという意味で)自然に身内に流れ込んできた 都響は21世紀になって上手くなったのではない 小林の時代から一頭地を抜いていたのだ そのパートリーダーが集っての仕業であれば傾聴に値した 楽団の復活は叶わないが 演奏記録を収集して新たなディスクが編集されんことを願うものだ また是非多くの人の耳に届けたい

    風信子 さん

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  • 日本人なら一度は、いや何度も味わって聴いておきたい...

    投稿日:2017/04/09

    日本人なら一度は、いや何度も味わって聴いておきたい、まさに邦人作曲家作品の決定盤です!本盤を購入してから数年後のレビューとなってしまいますが、日本狂詩曲を視聴したときに味わったあの衝撃は、今でも克明に覚えています。すぐに購入して、ほかの作品にも食い入るように耳を傾けたものです笑。正直に言えば、かつては「日本の作曲家なんて・・・」、と妙に偏見を持っていたのですが、本盤を聴いて私の考え方は180度変わりました。西洋の真似事なんかではない、真に内から湧き出た日本の熱き心、というと大仰ですが、とにかく理屈抜きに感動しました。その後、邦人による多くの作品を聴いてきましたが、振り返ってみると、本盤は選曲も構成も見事なものです。他のレビュアーの皆さんの仰るように、曲によっては燃焼度が低く感じられるものも確かにありますが、全体的には申し分ないものです。非西洋の作曲家には抵抗がある、という人にこそ、本盤を聴いてみてほしいです。きっと、日本人であればなおさら、何か感じるものがあるかと思います。

    ブルノのおっさん さん

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  • 戦前の日本の管弦楽曲を次々と再演している事で知られ...

    投稿日:2014/01/01

    戦前の日本の管弦楽曲を次々と再演している事で知られる、オーケストラ・ニッポニカと指揮者、本名徹次による、第2回演奏会のライヴ録音。 早坂文雄と信時潔の作品は共に1940年代に書かれた物で、讃頌祝典之樂はこの演奏会が戦後初の演奏との事。 このオケセミプロらしく、多少難もあるがオケの気合いの入りようはなかなか凄まじく、特に合唱団と息のあった海道東征は名演奏! アンコール的に配置された芥川の赤穂浪士のテーマは、ムチの音が、同曲の音源の中で最も耳に残る。 若干音が遠いと感じる所もあるが、録音は良い。

    レインボー さん

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  • 日本の管弦楽曲を集めたCD。 国内のメーカーからの発...

    投稿日:2013/12/06

    日本の管弦楽曲を集めたCD。 国内のメーカーからの発売は珍しくないが、海外盤は今でも珍しい。 1994年の発売だから、もう20年は発売されているちょっとしたベストセラーだろう。 伊福部昭の『交響楽詩』に始まり、弟子の和田薫『オーケストラのための民舞組曲』で終わるという選曲になっている。 特筆すべきは当時若手の、田中カレンと和田薫の作品が収録されていると言う事で、田中のプリズムもこの盤以外は録音を見た事がないし、和田の民舞組曲も作曲者が日本フィルを指揮した自作自演盤しか、全曲の録音はないので貴重である。 ちなみに田中、尾高の作品が現代音楽で、その他が国民学派つまり日本的なメロディを持ったわかりやすい作風。 マエストロは、広上淳一で、マルメ交響楽団を降っている。 マルメ交響楽団はスウェーデンのオケだが、マエストロの指示が良いのか日本的な雰囲気を見事に出しており、名演奏と言って良い。 曲中にかけ声が出てくる民舞組曲なんかはやはり外国のオケだと一瞬思わせる所もあるが、全体的にはかなりの物だと思う。 録音、音質は良好。

    レインボー さん

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  • 忘れられた日本の管弦楽曲を次々と蘇演している事で知...

    投稿日:2013/12/01

    忘れられた日本の管弦楽曲を次々と蘇演している事で知られる、オーケストラ・ニッポニカと本名徹次のコンビによるCD。 本盤に収録された曲はいずれも1950年代に東京交響楽団の演奏で初演されたという共通点がある。 この中で特におすすめしたいのが、林の『交響曲』。 作曲当時、東京交響楽団ではソヴィエトの作品を多数取り上げていただけあり、結構影響が感じられ、ショスタコによく似た所もある。 後の作品に比べればまだまだかもしれないが、なかなかの作品。 また池野成の『ダンス・コンセルタンテ』も、師、伊福部を感じさせるリズムが面白い。 演奏は少々パンチが欲しいが、作品を知るには問題ないと思う。

    レインボー さん

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