10才のメジャーデビュー当時から米国クラシカル・クロスオーバー界の先頭に立ちパイオニアとなってきたジャッキー・エヴァンコさんの最高傑作。 どの収録曲も素晴らしいがU2のウイズ・オア・ウイザウト・ユーと他2曲ロックグループの曲をカバーしてクラシカル・クロスオーバージャンルの領域を広げているのに驚かされる。溜息が出るような才能だ。 米国のミュージックダウンロードサイトではこのアルバム8曲目のキャスタミアの雨（TVドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』挿入歌）が人気のようだが、彼女は『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界そのものを表現して歌っているように感じる。ウォールストリート・ジャーナルで彼女と対談したこのドラマの原作者ジョージ・R・R・マーティンさんが「完璧な歌」と賛辞を送ったのはそう言う意味なのだろう。 従来からのクラシカル・クロスオーバージャンルに入る曲はジャッキー・エヴァンコさんが歌ってどれも美しい。6曲目のアヴェ・マリアはカッチーニのアヴェ・マリアだがバッハ/グノーやシューベルトのアヴェ・マリア等より彼女に合っているようで素晴らしい。 このまま歌い続ければ今世紀を代表する歌手になるだろうと予感させる、いや確信させるものがこのアルバムにはある。これでまだ14才と言うのが信じられない。

youtubeで観て、ここで視聴して… おったまげた！ できればマイクを使わないで本格的に歌って欲しい 少し気になるのがヴィブラート ちょっと細かいんですよね… 音感は良いし丁寧に歌うし他は素晴らしいと思う サラブライトマンと共演した時は全然彼女より巧かったし 今後に期待！！