メンバーが豪華な割りには内容はイマイチ。 パット・メセニーがアコースティック・ギターを弾く６曲目はまあまあ良いが、 その他の曲は機械的なビートが前面に立ち、貧弱な印象。 ハービー・ハンコックのピアノが発揮される場面はほとんど無い。

大御所Jack Dejohnette：　Drum,Piano,Perc.Vocal＋Ben　Surman　：Additional production=効果音？」＋ヒューチャーリングBill Frisell：Guitar ＆ Banjoによる、２００１年シアトルにおけるライブ。 Bill Frisellに失礼ながら、ECMレーベルでは、時折見かけるが、ECM看板ギタリストには、Terje Rydal, Ralph Towner, Bill Connors, Pat Methenyら群雄割拠・武将級がひしめく中、今一Frisellの個性が個人的には見出せないでいたが、この度、Golden BeamレーベルのジャックとのDUOでは見事にその個性が光った。ジャック師の起用の仕方も良いのかもしれない。 個人的に気に入っている楽曲は、Track No.1アルバムタイトル曲には、ゆったりした癒し系、Track No.5は何故か”IF mountains could sing by Terje Rydal＆Chasersアルバム中Track No.2 It’s in the air（これはDrummer Audun Kleiveによるアップテンポのハイハットを用いたレガートにTerjeが踊る”を連想させるから不思議だ。ジャック師のアウトラインだけを強調したロックビートが徐々に熱く盛り上げる構成がCoolである。 閉めは, Track No.11に何故かジョン・コルトレーン老師”After the Rain”をFrisell＆Jack師ピアノDuoによる美しい旋律が聴ける。

A 1988 album from Jack DeJohnette featuring Pat Metheny on guitars and Herbie Hancock on keyboards. We find here a rhytmic contemporary fusion, with synth bass and nice drum works. My favorite tracks are JACK IN and NINE OVER REGGAE. Interesting but non-essential.

デジョネットがヒーリング・ミュージック？　でも、なんというか、心洗われる60分でありました。胎教によさそう。って妊娠してないが。おまけにおれ男だし。

発売当時、音楽評論家の中村とうよう氏が「ミュージック・マガジン」で大絶賛してましたねえ。小生、それを読んで購入し、今でも愛聴盤です。

#3の一体となった疾走感あふれる力強い演奏が特に印象的。PATの作曲能力は相変わらずで，テクニカルなフレーズで迫ってくるのが圧巻。

It`s cool! but so difficult.