宇宙論大全 相対性理論から、ビッグバン、インフレーション、マルチバースへ

J.d.バロウ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791767311
ISBN 10 : 4791767314
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

アインシュタインの相対性理論以後、驚くべき宇宙論が次々と登場してきた。


膨張したり振動したり回転したりする宇宙、タイムトラベル可能な宇宙、物理法則が時と場所によって変化する宇宙……。かつて永久不変と考えられてきた宇宙のイメージは完全に覆され、ついに私たちは、この宇宙以外にもたくさんの宇宙がありうるという、「マルチバース」の理論に出会うことになる。この宇宙はどのような姿をしているのか、どのようにしてできたのか、そして、これからどうなるのか……。


人類が長年挑みつづけてきた宇宙の謎を語りつくす、決定版! !


2013/9/26 発売予定




【著者紹介】
ジョン・D・バロウ : ケンブリッジ大学教授。天文学者、数理物理学者

林一 : 1933年生まれ。昭和薬科大学名誉教授

林大 : 1967年生まれ。東京大学経済学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • absinthe さん

    題名から想像して、捨て去られたゲテモノの宇宙論ばかり集めたキワモノ特集かと思っていたが、科学者たちの真摯な発想の歴史がつづられた良書だった。ある宇宙論が破綻した理由も説明され、次にどういう発想が現れたか歴史が垣間見える。論理学で有名なゲーデルだが、宇宙論でも活躍していた。科学の歴史は地層のようなもので、見ないですごしても問題ないものだがその中には人類のたゆまぬ努力の痕跡が残されている。

  • kthyk さん

    なんと、この世には沢山の宇宙があることか!プトレマイオス、コペルニクス、ニュートンまでは、まぁ理解できるが、アインシュタイン以降は様々過ぎる。運動する宇宙、振動する宇宙、捩れた宇宙、フラクタクル宇宙に波打つ宇宙、熱い宇宙、乱流宇宙、インフレーションやランダム宇宙・・・。まだ読み切れていないが「数学と想像力」を書いたエドワード・カスナーの甥の話が面白い。画期的な検索エンジンGoogle.com、その由来は9歳の彼が10^100をGoogolと言ったことにあるのだが、登録時スペルを間違えGoogleとなった。

  • roughfractus02 さん

    宇宙論の探究は宇宙観を揺るがす事態を惹起する。宇宙の構造を科学的に問う時、そこにはあるのは驚異や讃嘆の念だけではない。ニュートンの万有引力の法則はアリストテレスやプトレマイオス以来の西洋の宇宙観を変えたが、アインシュタインの登場は宇宙論レベルで新たなバーションを導出し、その科学的探究の中で、宇宙観の転回を誘発し続けている。本書は、アインシュタイン方程式(万有引力の重力場への拡張)から導出されるビッグバン、インフレーション、マルチバース等のいくつかの宇宙論の紹介しつつ、読者が信じる宇宙観そのものも揺さぶる。

  • yooou さん

    ☆☆☆★★ 宇宙論の拡張というか、概念の成長・発展には目を見張るものがありましたが、後半の哲学論的な部分ではかなり置いてけぼりを食いました。難しいー。

  • 河童 さん

    アインシュタインの方程式が示した宇宙観、その枠内で様々な宇宙観が展開されてきて、いまもその枠組みは変わらない。 でも穿った見方をするなら、アインシュタイン以外にも沢山の天才がいて、彼らによって今の宇宙物理学がなりたってきた。この本にはそうしたたくさんの天才物理学者の名前がでてくる。 それにしても人間の寿命って短い。一人の天才が、この宇宙の謎をすべて解き明かすのは不可能。でも、新たな天才がそれを受け継いでさらに謎解きに挑戦してくれる、それが人間なのか。私が生きているうちにどこまで解明されるのか期待。

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