汚染訴訟 上 新潮文庫

J・グリシャム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784102409350
ISBN 10 : 4102409351
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
440p;16

内容詳細

リーマン・ショックの最中、世界最大の法律事務所を解雇されたエリート女性弁護士サマンサはニューヨークを離れ、アパラチア山脈の田舎町ブレイディにある無料法律相談所に、仕事の口をどうにか見つけることができた。地元の弁護士ドノヴァンと出会い、露天掘りや発破で荒れ果てた山々を目の当りにした彼女は、巨大炭鉱企業の不正をひとり暴かんとするドノヴァンの闘いに巻き込まれていく。

【著者紹介】
ジョン・グリシャム : 1955年生れ。ミシシッピ州立大学、ミシシッピ大学ロースクールを卒業。’81年から’91年まで弁護士として活躍、’84年から’90年まではミシシッピ州の下院議員もつとめた

白石朗 : 1959年生れ。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Yunemo さん

    久々のグリシャム作品。始まりはリーマンショックによる巨大法律事務所の危機、勤務する若手女性アソシエイト「サマンサ」の首切りから。それにしてもサマンサの勤務形態とは凄まじいばかり。いつもながらの上巻の読みにくさ、状況理解までに遅々として進まぬページ数、でもじわりと迫りつつある次の展開に胸が弾み。大企業相手に臨む一人の弁護士という設定で今回も、とは思いながら、そうでもなさそう。でもやはりリーガルサスペンスとしての真骨頂が垣間見えて。最後になって、やっぱり方向性は間違いなく、加えてサマンサの成長物語として捉え。

  • わたなべよしお さん

     これからだよなぁ。面白くなるとしたら。「上」はそこそこといったところだろうか。石炭産業って、ちょっと時代にマッチしてないのかなぁという感じもしますが、「下」に期待します。

  • marsa さん

    リーマンショックかぁ。ニューヨークの一流弁護士事務所でもアソシエイトは無慈悲に切られ、サマンサは今まで行ったこともないアパラチア山地での非営利団体での仕事を見つけカルチャーショックの中しだいにやりがいをみつけていく。日本でも東京と地方ではかなりギャップがあると思うけど企業の悪辣さやそこに暮らす人々の貧しさは日本の比ではないようだ。こんな貧富や教育の差がトランプ誕生の原動力になってるのかも。これからサマンサの活躍が始まりそうで楽しみ。

  • Koki Miyachi さん

    久し振りのジョン・グリシャムのリーガル・サスペンス。環境悪化、地元住人の人権を無視した悪徳石炭企業と闘う弁護士たちを描く。石炭の露天掘りが引き起こす環境汚染の影響の深刻さにはショックを受ける。知っておくべきことを明るみに出す。これも小説の大切な役割なのだろう。

  • Naoko Takemoto さん

    ジョン・グリシャムといえば『ペリカン文書』。映画で観たが面白かったなあ。故児玉清さんがグリシャムが好きすぎて、翻訳版が待てずアメリカまで原書を買いに行き、帰りの空港で転んでスーツケースの蓋が開き、買い求めた本をばら撒いてしまったという逸話を思い出した。児玉清さんが好んだ気持ちがわかるなあ。アメリカ政治、訴訟の闇、そして…トランプが見て見ぬ振りをする環境問題にこの時期に合わせてスポットライトを当てた。堅い感じは否めないが、表現力とウィットに富み読んでいて楽しい。ミステリじみて下巻に突入。

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