Incubus
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Incubus (インキュバス) プロフィール

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Incubus

「破天荒なミクスチャー・サウンドからシリアスなロック・サウンドへ...」
こう書くとまるでレッチリのことのようだが、本稿の主人公であるインキュバスはバンド結成から10年足らずで目まぐるしい変化と進化を遂げてきたバンドである。

インキュバスの現在のラインナップは以下の5名。
ブランドン・ボイド
マイク・アインジガー
ベン・ケニー(元ザ・ルーツ〜新加入)
ホゼ・パシーヤス
DJキルモア

インキュバスは同じ小学校に通っていたヴォーカリストのブランドンを中心に、ドラムのホゼ、ギターのマイク、ベースのアレックスの4人で結成された。バンド活動を開始した4人はL.A.近郊のクラブなどでライヴを行うようになり、徐々に注目を浴びるようになった彼らは、高校卒業後の1995年に自主制作アルバム『ファンガス・アモンガス』でレコード・デビューを果たした。

その後新メンバーとしてターンテーブルを操るDJライフが加入。96年には地道な活動が功を奏して、メジャー・レーベルのエピックと契約を交わしメジャー・デビューEPの『エンジョイ・インキュバス』をリリースした。 KORN311プライマスなどのサポートを務めメジャー・シーンでのブレイクを虎視眈々と狙い97年にはメジャー・デビュー・アルバム『S.C.I.E.N.C.E.』をリリースした。この当時はKORNリンプ・ビズキットらに代表されるラウド・ロック/ニュー・メタル勢の台頭が著しく、インキュバスも新人ながら完成度の高いサウンドで話題を呼んだ。また同年、人気コミック「スポーン」の映画版のサウンドトラック『Spawn The Album』にも楽曲を提供した。

98年にはDJライフが脱退し、新たにDJキルモアが加入。この年のインキュバスはライヴに明け暮れた。シュガー・レイソウルフライリンプ・ビズキットらとのツアーの他にも、KORNが主催のフェスティヴァル、「ファミリー・ヴァリューズ・ツアー」にも参加。この年だけで200本以上のライヴを行った。

99年にはフロントマンのブランドンがトレードマークであった長いドレッド・ヘアーをバッサリと切り落とし実はイケメンであったことをカミングアウト(?)し、オリジナリティ溢れる音楽性を確立したと自負するアルバム『メイク・ユアセルフ』をリリース。プロデューサーにニルヴァーナで有名なスコット・リットを起用したこの作品はそれまでのミクスチャー・サウンドから一転、大人のオルタナティヴ・サウンドとでも言うべきサウンドに変貌を遂げた。アルバムからのシングル“パードゥン・ミー”“ステラー”“ドライヴ”が立て続けに大ヒット。2000年にはアルバムもミリオン・セールスを記録するまでに至った。

2001年にはマリブ・ビーチのはずれにある大豪邸を4ヵ月もの間借り切って制作した『モーニング・ビュー』をリリース(全米初登場2位を記録)。メンバーのリラックスした雰囲気やある種の貫禄すらが漂う自由度の高い仕上がりであった。アルバム・リリース前の8月にはサマーソニックに出演し、初来日公演を行ったことも忘れてはならない。

2002年2月には待望であった初の単独日本ツアー決行。しかしブランドンが気管支炎になったため、予定されていた名古屋と川崎公演が中止に・・・。
同年暮れには新作に向けての準備に取り掛かる。2003年4月にはオリジナル・メンバーのアレックスが脱退。後任にはジャズ・ヒップホップ・ユニット、ザ・ルーツのメンバーだったベン・ケニーが加入した。同年7月にはオルタナティヴ・ミュージックの見本市的なフェス、「ロラパルーザ」に参加。フェス終了後すぐにプロデューサーのブレンダン・オブライエンの拠点であるアトランタにて新作の制作に入る。

そして2004年2月には待望の5thアルバム『ア・クロウ・レフト・オブ・ザ・マーダー』をリリースした。前作、前々作でのアプローチを踏まえつつも、曲調はアップリフティング。またもや新たな次元に足を踏み入れた傑作となっている。同年3月には日本武道館でのライヴを行う。

最新作『ア・クロウ・レフト・オブ・ザ・マーダー』のアルバム・タイトルは「群れから離れて佇む一羽のカラス」を意味しているそうだ。
そう、インキュバスはどこにも定住しない一羽のカラスだ。次はどこへと飛んでゆくのだろうか。

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