Ian Pooley

Ian Pooley (イアンプーリー) プロフィール

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Ian Pooleyはドイツはフランクフルト郊外のマインツ出身。 DJ Tonkaとイアンは87年からレコードを買い始め、すぐにデトロイト・テクノに熱中し始めた。当時、このジャンルのレコードを買うベストなレコード屋はフランクフルトにあるAchim Szepanskiが運営するBoy Recordsであった。1991年にイアン達はAchimに再び会った時、彼は"FORCE INC."というレーベルを始めると宣言したという。

イアンはその後も、Boy Recordsでブラック系のレコードなどを漁りまくり、彼の好きなスタイルというのが見えてきた。伝説的なデトロイト人達 - 今はクラシックとして愛されている作品の多くがどんどんリリースされていた - Derrick MayJuan AtkinsKevin Saundersonらに大きな影響を受けたイアンとDJ Tonkaは、中古で買ったアナログ機材を使って日々、実験を繰り返していた。

その結果、Achimのレーベル:FORCE INC.からリリースされることとなった。2人は、T'N'I名義でファーストEP "Low Mass E.P."をリリース。また、Space Cube名義でも "Adventures Of Kool Killer"などをリリース。数々のサイド・プロジェクトもこなし、精力的に活動。レイヴ最盛期の93年〜95年頃、FORCE INC.周辺のアーティスト群は、イアンにとって大きな影響であった。

94年、DJ Tonkaが休暇をとっていた間、Ian Pooleyは1人で機材をいじって何トラックか作ってみたという。それがきっかけでイアンはソロで活動を始めることになる。 "Twin Gods E.P."は、Ian Pooley名義として出された最初の作品である。その後、超話題盤となった"Celtic Cross E.P."をリリース。瞬く間にイアンの名前は知れ渡っていった。伝説的なパーティー、Bruckenkopfでも、イアンの人気はどんどん広まっていった。

そのBruckenkopfで、イアンはJohn Acquavivaに出会った。Definitive Recordsから出していた彼の作品のプロデュースを頼まれ、"Rollerskate Disco"や"Relation Do"などに参加。これらの作品を発表後、イアンのプロデューサーとしての手腕が世界中に知れ渡るようになった。

また、Alec EmpireAtari Teenage Riot)とも仲が良く、共作シングル"Two Space Cowboys"をリリースもし、話題となる。 そして、世界中のダンス・フロアを沸かせた"Chord Memory EP"を発表。Daft PunkMark Bellらにもリミックスされ、大ヒットに。

ファースト・アルバム 「The Times」をリリース後も、イアンはDaft Punk、Dave AngelDJ SneakGreen VelvetLove IncKen IshiiDeee-LiteYelloCardigans("Your New Cuckoo")などのリミックスをするなど、活躍。 ドイツ一のヤングで才能溢れるアーティストとして世界中のアーティストからリスペクトされるようになる。

また、モンゴロイズというワールドワイドなハウス・ネットワークの構成員としても知られているイアン。構成員には、他にArmand Van HeldenRoger SanchezBasement JaxxDaft PunkDJ Sneakなどがいる。 「ハウス界のWu Tang Clan」と例えられるこの形態では、それぞれが個人で活動をしながら、国を超え、人種を超えた集団で、お互いにコラボレーションをしあって最高のダンス・ミュージックを作っている。

サード・アルバム「Since Then」(00年)は、前作より2年というブランクをあけて発表。その間に起きたことや影響を受けたこと、愛聴してきた音楽など様々なものが溶け込んだこの作品は、ゲスト・ヴォーカルにブラジル人アーティストでフランクフルト在住のロザンナ&ゼリア、元Opus Iiiのヴォーカル、カースティー・ホークショウをフィーチャーしたトラックなど、インストに加えて彩り豊かなヴォーカル・トラックを大々的にフィーチャーし、コアユーザーから、より多くのファン層へとその支持は広がっていった。そして2003年リリースしたミックスCD「Excrusions」では、彼の幅のあるキャリアを昇華した状態での内容が多くのリスナーに受け入れられ、新たな方向の発展へとつながっていった。

そして2004年 「Since Then」から実に4年ぶりとなる待望の4thアルバム「Souvenirs」を完成させた。今回はTerry CallierMarcos Valleといった大御所アーティストを迎え、より爽やかでポップなダンス・ミュージック・アルバムに仕上げてきた。 彼の長年のキャリアから裏づけされるようにジャズ〜ソウル〜ブラジル〜ディスコ〜エレクトロのマナーを各々の曲へ絶妙な配分でスパイスとして注ぎ込まれていて、これがまたサラッとした感じで嫌味がない。最近ダンス・ミュージックを聴きはじめたという初心者から、長い間、そのような音楽に精通してきた愛好家までオススメできるものとなっている。

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