ジェファーソン・エアプレインのサイド・プロジェクトとして始まったヨーマ・コウコネンとジャック・キャサディによるアコースティック・バンド、ホット・ツナ。彼らの1970年デビュー・アルバム『ホット・ツナ』、1971年セカンド『ファースト・プル・アップ、ゼン・プル・ダウン(通称エレクトリック・ホット・ツナ』、そしてサイケデリックなロックバンド・サウンドへと方向転換した1978年『ダブル・ドーズ』と、70年代にリリースした3枚のライブ・アルバムを全て収録した編集盤!!
ヨーマ・コウコネンは1940年ワシントンDC出身。62年サンフランシスコのサンタクララ大学へ入学しソロのフォーク・ギタリストとして活動。この時期にジャニス・ジョップリンと出会いコンビとしても活動(『ザ・レジェンダリー・タイプライター・テープ』としてリリース)。そして65年同級生のポール・カントナーのバンド(後のジェファーソン・エアプレイン)に誘われ加入。66年デビュー後はモンタレー・ポップ・フェスなどへの出演でサンフランシスコを代表するロックバンドとして活躍。並行して69年頃よりサイドプロジェクト、ホット・ツナとしても活動。70年『ホット・ツナ』、71年『ファースト・プル・アップ、ゼン・プル・ダウン』などをリリース。73年エアプレイン解散後はホット・ツナも本格的にエレクトリックなバンドに変貌して74年『The Phosphorescent Rat』など次々とスタジオ盤を発表。同時にソロとしても74年『クアー』、79年『ヨーマ』と発表。その後50年に渡りメンバーチェンジを繰り返しながらもホット・ツナとして、またソロとして多くのアルバムをリリースし世界中をライブで回っている。
DISC 1:『HOT TUNA』
DISC 2:『FIRST PULL UP, THEN PULL DOWN』
DISC 3:『DOUBLE DOSE』
(メーカー・インフォメーションより)
ジェファーソン・エアプレインのサイド・プロジェクトとしてスタートしたホット・ツナが、70年代に発表した3枚のライヴ・アルバムをコンパイル。本格的なエレクトリック・サウンド、さらにサイケデリックロックへと進化していく過程が収められている。(CDジャーナル データベースより)