優しい気持ちになれました。ブリティッシュだけど聞きやすくポップで綺麗なハーモニーです。

ドラムとベースが加わり音的にはポップ寄りになったのはやや残念なものの、それでも当作のジャケット！Ｊｏｎｅｓｙの１ｓｔ、Ｔｒｅｅｓの２ｎｄと並んでわが幼年時代の自宅近辺の面影を宿していて堪らない。音楽的な目的の他にもジャケット買いのたのしみがポピュラーにはある、これは少々値が張るけれども。

ﾌｫｰｸといってもﾄﾗﾃﾞｨｼｮﾅﾙな感触はなくて､UKｿﾝｸﾞﾗｲﾀｰの伝統を感じる牧歌的な作風｡曲別録音なのに曲のつなぎ目を橋渡しさせているのは時代性が伺えるものの､やや無理やり｡鍵盤はｵﾙｶﾞﾝとｱｺｰﾃﾞｨｵﾝ,ｴﾚﾋﾟ｡ﾎﾟｯﾌﾟｽ思考に加え､ﾛｯｸﾃｲｽﾄが微加減なためﾏﾆｱｯｸさが逆に濃いのも好印象｡

大学生の時でした。初めて聴いたのは。　友達の西尾くんと「Goodbye」をGuitar片手、いや両手で　歌ってから もう３０年！ 懐かしいなあ。

ほんと素敵な音楽だなあ。鳥の声まで聴こえるし。

“木漏れ日フォーク”なんて形容されていますが、僕に言わせれば、“ガレージフォーク”（笑）。まるでブートレグのような録音と、時に大きく外れるヴォーカルに最初は面食らってしまったが、聴けば聴くほどさりげない曲の数々に引き込まれて、気がつけばトリコに。まさに「ヘロン」ならぬ「ヘロイン」のようなアルバム。フォーク・ナンバーの合間に挟み込まれたバンドサウンドのナンバーの瑞々しいメロディがたまりません。ジャケットも○。