現代チェコのハープのための作品集、ブリテン：ハープ組曲　エングリホヴァー、カシーク、ウィンセンス、ヴェヴェルカ

世界初録音多数！
名手エングリホヴァーが奏でるハープのための作品集
ウィンセンス、ヴェヴェルカなど充実の共演陣にも注目

カテジナ・エングリホヴァー久々の新録音は、チェコの作曲家による作品をメインとしたハープのための作品集です。そのほとんどが世界初録音で、イリヤ・フルニーク[1922-2013]、ルボシュ・スルカ[1928-]、イジー・ゲムロト[1957-]の作品はエングリホヴァーに献呈された作品です。
　クレメント・スラヴィツキー[1910-1999]は、モラヴィア地方の民謡とヤナーチェクより大きな影響を受けた作風で、このたび世界初録音となりました。フルニークはピアニストとして多くの名録音を残しましたが、作曲家としてもマルチな才能を発揮しました。このフルートとハープのための『ヘッケルの墓』はフルニーク晩年の作品です。ミロスラフ・カベラーチ[1908-1979]は様々な作風を取り入れた作曲家です。現代チェコを代表する作曲家ゲムロトのオーボエ、ハープとピアノための三重奏曲は芸術性の高い素晴らしい作品です。
　当アルバムはフルートのキャロル・ウィンセンス、オーボエのヴィレム・ヴェヴェルカ、ピアノのマルティン・カシークといった共演陣にも注目です！（キングインターナショナル）

【収録情報】
1.　ブリテン：ハープのための組曲 Op.83 (1969)
2.　スラヴィツキー：ハープのための音楽 (1972)
3.　フルニーク：フルートとハープのための『ヘッケルの墓』 (2008)
4.　スルカ：ハープのための組曲 (2007)
5.　カベラーチ：フルートとハープのための8つのバガテル Op.53
6.　ゲムロト：オーボエ、ハープとピアノための三重奏曲 (2010)

　カテジナ・エングリホヴァー（ハープ）
　マルティン・カシーク（ピアノ）
　キャロル・ウィンセンス（フルート：3,5）
　ヴィレム・ヴェヴェルカ（オーボエ：6）

　録音時期：2015年5月15,16日＆6月17日（1-5）　2015年6月8日（6）
　録音場所：プラハ、チェコ・ブレザレン福音教会（1-5）　マルティーネク・スタジオ（6）
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　世界初録音：2,4,5,6