【中古:盤質AB】 Burning Fields

北欧フィドル音楽の傑作アルバム完成!!

「世界のフォーク・ミュージシャン」ベスト10人に選ばれ、
クラシック音楽関係者も認める北欧トラッド／フォーク史上最高の実力を誇るフィドラー!

ハウゴー＆ホイロップ（1998〜2008）で活躍、デンマーク伝統音楽の最重要人物、北欧トラッド／フォーク・ミュージック・シーンを代表する、天才フィドラー／ヴァイオリニスト、ハラール・ハウゴーの1stソロ・アルバム。
デンマーク・トラッド、北欧トラッドの実力者たちがここに集結！！

●本作の聴き所　林田直樹（ライナーより）
本作の主人公はまさにヴァイオリンで、その音色には切れ味と温もりとどちらの要素もあり、ハウゴーの音楽家としての熱い心を感じさせる見事な演奏である。参加ミュージシャンの多彩さも魅力だ。ちなみにハウゴーの用いているヴァイオリンは1760年製、ドイツのミッテンヴァルトのクロッツ・ファミリー製作によるもの（公式サイトによる）。ハウゴーは作曲家としてもオーケストラとヴァイオリンのための協奏的作品「Birth」を発表するなど、その実力はデンマークでは既知のものとなっているが、このアルバムでのオリジナル楽曲の素晴らしさも格別である。(7)から(9)にかけての伝統音楽が、オリジナル曲との同質性を持っていることも興味深い。なお(13)と(15)ではハウゴーはヴィオラを演奏しており、いっそう深みのある弦の響きを聴かせている。その点も、ぜひ味わっていただきたいと思う。


ハラール・ハウゴー　Harald Haugaard　（フィドル）　:　
北欧トラッド／フォークを代表するフィドラー、作曲家、プロデューサー。
1975年デンマーク生まれ。
７歳よりフィドルを始め、カール・ニールセン・アカデミーでクラシック・ヴァイオリンを学ぶ。後にアカデミーに伝統音楽課程が創設され、その教授として伝統音楽を教えている。現在、ハラールの教え子たちがハラールのバックアップのもと、伝統音楽のミュージシャンとして次々デビューしており、ハラールはデンマーク伝統音楽の最重要人物として認知されている。
1998年より2008年にわたってデンマークのギタリスト「モーテン・ホイロップ」とのデュオ「ハウゴー＆ホイロップ」として活動する。7枚のアルバム(ライヴ盤2作を含む)を発表、デンマーク・グラミー賞受賞（計9回）や栄誉あるドイツ・レコード批評家賞など多数のＣＤの賞を受賞。2002年12月に初来日。以降コンスタントに来日して、計５度の来日公演を行った。
また、日本人音楽家の作品《Yae「名もなき君へ」(NHKみんなのうた)》《ハンバートハンバート「どこまでも一緒よ」》に参加した。