スライ・ストーンの弟フレディ(g)のお気に入りというのがこのベンソンだそうな。ハービー・ハンコックはスライという曲も作っているし、このアルバムにも参加してます。４,６,９,１０,１１,１２でじっくりソロを聴かせてくれます。全体に曲調は古さを感じますが内容は良いです。

ロバータフラックで有名な１を最初に聞いたとき，その編曲にビックリ！でもロビーブキャナンのアレンジ・ソロが最高。

ベンソンの作品中最も泥臭く、ポップスファンから支持されにくい作品かも。1曲目のっけから、場の空気が読めないリズムはずしまくりのコンガは必聴だ。そこがまたファンキー度倍増で癖になる。いわゆるソウルジャズ作品だ。

やはり8曲目の「SUMMER LOVE｣だ。ミディアムポップナンバーで曲良し、アレンジ良しだ。ギタースキャットもあるし、シンプルだが適所に入るドラムフィルがカッコイイし、無駄がない。近年のベストトラックかも。

収録曲のFaceItBoy,It'sOver相当いいです。ｼﾞｮｰﾍﾞﾝのｱﾙﾊﾞﾑでは一番好きかな。

録音良し。極めて生音に近い。アル・シュミットだもの。 演奏良し。ハーヴィー・メイソン、フィル・アプチャーチetcetc。 選曲良し。そこはかとなく漂うダークな、ブルーな雰囲気。 ブリージンよりも全然好きだな。

えー？結構良いですよ！ 歌うベンソンファンにはうれしいアルバムです。２１世紀版”Give Me The Night”ってのは言いすぎ？

この頃のQJプロデュースのアルバムは全てそうだけど、彼のアルバムにGBがg,Voとして参加というカンジ。MJのOff The Wall然り。完成度は高いですけどね。

歌モノGBのベストに『Give Me The Night』を推す人が多いですが、私はコレを推す。｢洗練された大人の…｣ってのは、こういうアルバムのことを言うんですな。きっと誰が聴いても｢カッコイイ｣と思うハズ。ベストチューンは”Use Me”で決まり。

まず、このアルバムをGBが出す必要性が見当たらない。｢GBがコレを作ったことに意義が!｣なんてのは意味ナシ。　個人的にこの手の曲って(つまり最近のR＆B)全部同じに聞こえちゃうので、他の方も仰ってますがメリハリがないとねぇ、、つまんないです。ハッキリ言って。