CD 輸入盤

Ilusion

Gaby Moreno (ガビー・モレノ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
660061
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

ユーザーレビュー

総合評価

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グアテマラ出身で今は米国LAを拠点に活動す...

投稿日:2017/05/30 (火)

グアテマラ出身で今は米国LAを拠点に活動するシンガーソングライター Gaby Moreno(ガビー・モレノ)の2016年9月発売のアルバム 「Ilusion」(イルスィオン)… 英語歌詞の曲が5曲、スペイン語歌詞の曲が8曲 という全13曲計44分。 …収録時間はアルバムCDとしては短めだけれど、 こういう輸入盤CDでは付属してないことが多い歌詞カードブックレット がちゃんと付いているのが、優れている点の1つかも。 …1曲1ページ、収録スタジオ等の風景を写した写真等も載ってたり、 なちゃんとした歌詞カードブックレットなんで、 とりあえず、スペイン語初心者な自分的には、あり難い仕様… 歌詞カード見ながら聴けば、 耳でだけ聴くのだと意味が直ぐには分からない部分とかも、 意味の確認は、確実にし易くなるんで…。 で、同時にスペイン語の勉強にもなるしね…一石二鳥で。 因みに…最初、あれ?と思ってたんだけど、 よくよく考えてみると… このアルバムのタイトルはスペイン語で「Ilusion」(イルスィオン) 12曲目に収録されているのは、 英語歌詞の曲なんで「Illusion」(イルージョン) ってことで表記を変えてあるってことなんだね…なるほどね…。 …ところで、自分は、ガビー・モレノという歌手の存在は、前は、 毎週聴いているNPRのAlt.Latinoで時々、 曲が紹介されたり名前が言及されたりってことで漠然と知ってる程度、 だったんだけど、 そのAlt.Latinoで1年半ほど前の2015年12月に、 「Festivo Alt.Latino: Gaby Moreno In Concert」 という、テキサスのラジオ局の番組と共同で、 そこの放送局のスタジオでのクリスマスコンサートを開催した、 のを番組で正味57分くらいで放送した、 という…クリスマスの特別放送回があって、そこで、 クリスマスソングを中心に歌うコンサートだったけれど、初めて、 ガビー・モレノという人の歌をまとめて何曲も聴ける機会に恵まれた、 というので、まず色々と興味が湧いて、 かつ、その2015年末のコンサート内で、2016年のいつかに発売予定 のアルバムに入る新曲です、 と1曲…5曲目に収録されてる「Fronteras」を歌っているのを聴いて、 そのアルバムが出たら、買ってもいいかな… と少し思って… …そういう意味では、このクリスマスコンサートの放送は、 無料で聴けるし、ガビー・モレノを知らない人にも、曲と会話等で、 どんな感じの人柄なのか、も伝わって来るんで、 このアルバムを買うかどうかの、判断材料にも十分になるんじゃないかな、 ということで、 ここで、必聴のオススメ放送として言及しておきます。 …で、その後、 その新譜アルバムとか発売されたらまた番組内で紹介されるかな… と思ってたんだけど、特に紹介されないまま、2016年末になり… 年末恒例の、 2016年のお気に入りアルバム、みたいなのを紹介する1年を振り返る放送で、 このアルバムが紹介されたんで、 あぁ、1年前のコンサートで言ってたアルバム、忘れてたけど、 出てたんだな…と思って… その後、色々予算の都合とかもあって、 買えるタイミングを模索してる内に、季節が冬から春になっちゃったけど、 やっと注文して、 届いて…実際に聴いてみて… …ざっと全曲を通して聴いての全体的な第一印象としては、 聴いてテンション上がる系とかじゃなくて、 どちらかと言えば、聴いて、心が落ち着いてリラックス出来る系、 の歌声やメロディ…または、 お酒でも飲みながら、リラックスしてまったりと聴く系、 な楽曲群、全13曲計44分だな… という感じ…勿論、中には想いを切々と歌い上げながら力強く、 美しく歌ってる感じの曲もあるんだけど… その、テンション上がって飲めや歌えの大騒ぎとかがしたくなるような、 そういう類の曲じゃなくて、 リラックスしながら、曲の雰囲気や物語性に浸る系の歌声やメロディ、 の楽曲群…心地よく、何度でも繰り返し聴きたくなるような。 …で、ざっと数回ずつ聴いた後、 せっかく歌詞カードブックレットも付いてるし、ってことで、 見ながら聴いてみて… 印象に残った曲を幾つか挙げると… 1曲目「Se Apago」(セアパゴ/Our love went out) は…聴いてるだけだと直ぐには分からないけど歌詞カードあると、 最低限の部分は、すぐに確認出来るから、いいよね… 曲名の「Se Apago」だけじゃ、何が消えたのか分からないもんね… まぁでもこの手の歌で消えたと言えば、愛の火、 ってことになるのが定番なのかな… とりあえず、曲の冒頭で、 「Algo en mi cambio」(アルゴ・エン・ミ・カンビオ) →「Something in me changed」<何かが私の中で、変わった> で、 「Se Apago Nuestro Amor」 →「Our love went out」<消えたのよ、私達の愛の火は> という感じの歌なんだな… と…で、曲を順番に聴いた後、一番最後の、 13曲目「Love Is Gone」 は…あ!コレ、1曲目「Se Apago」と同じメロディで、 歌詞はほぼ同じ意味の英語、で男女でデュエットしてる曲ってことなんだね… …コレ、歌詞カード見ながら聴いたから気付いたけど、 そうじゃなかったら自分は絶対に気付かなかっただろうな… 更に何十回も聴いてから、やっと気付く的な。 …それはともかく、 どっちの曲でも、やっぱ、サビのところは、一緒に歌いたくなるよね… そういうメロディと歌声の魅力がある曲。 5曲目「Fronteras」(フロンテラス/frontiers) は…スペイン語歌詞の歌だけど、 サビの部分で1フレーズだけ「This is where I belong.」 って英語のフレーズに、してあるんだね…コレって、 スペイン語圏の中米グアテマラから、 夢を追って米国に来て音楽活動している彼女自身のことも投影されてる歌 って感じなのかな…ともかく、 「Yo pertenezco aqui」(ジョ♪ペルテ♪ネスコ♪アキ♪) →「This is where I belong.」<ここが私の居場所なの> または<ここで私は生きていくのよ>的なことを歌ってる歌なんだな… と、で、個人的には、歌詞フレーズも頭に入り易いし、 けっこう好きかな、と。 8曲目「Estare」(エスタレ/I always stand by you) は…「Piensa en mi」(ピエンサ・エン・ミ/Think of me/私を想って) から始まるサビの部分の歌詞が、心に残る感じで、 印象深いな、と。 9曲目「Si Pudiera」(スィ・プディエラ/If I could ...) は…曲の冒頭は「If I could talk with God」で… 曲の後半は「If I could send you light」 という意味のスペイン語のフレーズで始まってる…特に後半の部分が、 個人的には気に入った感じ。 一番最後の、「Corazon con corazon」(コラソン♪コン♪コラソン♪) って…心と心を一つに…という部分とかも含めて。 10曲目「La Malaguena」(ラ・マラゲーニャ/The Woman From Malaga) は…カラオケとか、またはCDとか聴きながら、 あの高音部分のとことかを、一緒に声に出して歌うと、 気分がスカッとする系の曲って感じかな…。 …ってことで、歌詞カードを見ながら、 大体の意味内容を掴みつつ聴いてみると…失恋または、愛が冷めて、 とか、それで誰も愛する人がいない、とか… 去って行ったあの人がいない人生は自暴自棄な幻想だ… と歌ってみたり… そんな曲が半分くらいあったけど… もっと前向きに相手への愛を表現している歌もあったり、 自由な夢を追ってここまでやってきた今ココが私の居場所だ、 という人生の旅路を肯定的に捉えた歌とか… スペイン語で、歌詞が分からなくても、リラックスしてまったり楽しめる、 っていう感じの楽しみ方だけでも十分楽しめるけど、 歌詞カード見ながらある程度、歌の中味も、分かったら分かったで、 また色々と楽しめるし…やっぱ、いいな、 と…そういう意味では再度、 輸入盤の海外のCDって歌詞カード付いてないことが多いけど、 やっぱ、あったほうが、断然いいよな… と改めて思ったりで、音楽要素だけなら星4つかな的な満足度だけれど、 歌詞カードブックレットが付属していた、 という部分も加味したら、星5つの満足度かな…と、 …まぁ、試しに買ってみよう、っていう程度の気持ちで買った面も、 あったんだけれど、けっこう、というか、すっかり、 ガビー・モレノのファンに、なったかも… 個人的には、そんな感じで、 今後も、末永く、繰り返し聴いて、歌詞カードブックレットも活用しつつ… 楽しめそうなので、大満足です。

♂猫Junn-Junn さん | 東京都 | 不明

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