DVD

最後の08 / 15 08 / 15 In Der Heimat 戦場ロマンシリーズ ドイツ編

Fuchsberger / May

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GRVE27043
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
:
白黒
フォーマット
:
DVD

内容詳細

『08/15』『戦線の08/15』に続く”08/15”シリーズ完結編。今回は戦争末期および米軍進駐時、虚脱と混乱に陥ったドイツ軍の敗戦心理を描く。絶えず起きる陰謀と裏切り、そこにはかつて無い人間たちの心の叫びがあった。主な出演者は『戦線の08/15』のヨアヒム・フックスベルガー。『誰が祖国を売ったか?』のO・E・ハッセ。

『08/15』シリーズ完結篇となる第3弾。絶えず起こる陰謀と裏切りには、人間としての心の叫びがあった……。第二次大戦末期および米軍進駐時、虚脱と混乱に陥った独軍の敗戦心理を描く。(CDジャーナル データベースより)

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08/15 (1955年 / 西ドイツ ) 監督:...

投稿日:2010/05/15 (土)

08/15 (1955年 / 西ドイツ ) 監督: パウル・マイ Paul May 出演: ヨアヒム・フックスベルガー   Joachim Fuchsberger ハンス・クリスチャン・ブレッヒ Hans Christian Blech エメリッヒ・シュレンク     Emmerich Schrenk ペーター・カルステン      Peter Carsten  小説「08/15」は、元ドイツ国防軍の将校ハンス・ヘルムート・キルストHans Hellmut Kirst  1914年12月5日 - 1989年2月23日)の執筆によるナチス時代のドイツ国防軍兵士の生活を描いた小説。 1954年に書かれている。 戦前の兵営、東部戦線ソビエトでの最前線、西部戦線に転戦し敗戦までを描いた三部作。 戦後ドイツの初めてののベストセラーとなり、日本では1955年に三笠書房から邦訳が出版されている。 表題の「08/15」(nullachtfunfzehn=ヌル・アハト・フュンフツェーン)は、ドイツ語で月並み、特別でない、凡庸なものとして使われる軽蔑の意味の言い回しである。 また標準型のものや時代遅れのものに対しても使われている。 この言い回しは第一次世界大戦に使われた水冷式機関銃MG08/15に由来している。 意味は、兵隊たちが毎日この機関銃とともに長く単調な訓練をしたということに基づいていて、退屈な日常業務にうんざりした兵士たちの間からいつの間にか月並みなもの、凡庸なものに対して、この08/15という言い回しが生まれてきたようである。  また、機関銃MG08/15の部品のスペックに基づいている規格品との意味もある。 話は、三部作を砲兵中隊のヘルベルト・アッシュを主人公として描いている。 1939年ドイツ陸軍の兵営。 アッシュ(ヨアヒム・フックスベルガー)とフィアバイン(カール・ベージガー)は訓練分隊の兵隊で毎日泥まみれでうんざりする訓練を受けている。 アッシュは要領がいいが、フィアバインは軍隊の水が合わないで苦労している。 アッシュの妹のイングリット(ガンダラ・コルテ)を知るようになったフィアバインは、アッシュの妹と会わせてもらうのにアッシュに苦労をかけている。 妹のイングリットはフィアバインが士官になればよいと思っているが、軍隊生活の裏を見ているアッシュは士官になることには興味がもてないでいた。 そんなアッシュに隊付曹長のシュルツとひとつの事件が起こることになる・・・・ 時代の設定は、「アフリカの星」と同じようになっています。 マルセイユは士官候補生から士官となり、開戦により前線勤務となります。 アッシュは、砲兵隊の兵卒から終戦時には将校になっています。 「アフリカの星」と言われる輝ける戦歴の将校と08/15(nullachtfunfzehn=ヌル・アハト・フュンフツェーン)と言った所の砲兵隊の兵卒のお話です。 兵たちの訓練風景や兵営生活が生き生きと描かれている半面、理不尽な下士官と無定見な将校を描き、 軍隊の不条理に反抗し、自らの信念に基づいて不条理とも戦うアッシュ。 そんなアッシュとは、裏腹に個性豊かなサブキャラクター達は、各々の無定見な生き様によってナチス政権を発足させてしまったドイツ人を遠まわしに批判しているようでもあります。 昭和29年にドイツで出版翌年の昭和30年には映画化されています。 日本の出版も昭和30年なので、図書館でも蔵書の貸し出しがなかなか大変です。 古書扱いなので、1冊280円で出版されていた当時の書籍が今では1冊五千円で、三巻で一万五千円となっていますが、それでも在庫している書店を捜すだけでも一苦労です。 Regie          Paul May Drehbuch        Ernst von Salomon Kamera         Heinz Hölscher Musik          Rolf A. Wilhelm Darsteller Joachim Fuchsberger     Gefreiter Asch Helen Vita          Lore Schulz Eva-Ingeborg Scholz      Elisabeth Freitag Gundula Korte        Ingrid Asch Paul Bösiger         Kanonier Vierbein Peter Carsten         Obergefreiter Kowalski Reinhard Glemnitz      Unteroffizier Lindenberg Dietrich Thoms         Unteroffizier Wunderlich Rudolf Rhomberg        Unteroffizier Rumpler Hans Elwenspoek        Wachmeister Werktreu 1955年に三笠書房から邦訳 08/15 in der Kaserne 「零八/一五 兵営の巻」 邦訳:櫻井正寅・櫻井和市 08/15 in der Krieg   「零八/一五 戦線の巻」 邦訳:藤村宏・櫻井和市 08/15 in der Krieg   「零八/一五 終戦の巻」 邦訳:藤村宏・櫻井和市 「遺書配達人」や「拝啓、天皇陛下様」などの邦画とはまた違った文化を感嘆できます。 「陸軍落語兵」など、今後にご紹介したいところです。 小宮山隆央

小宮山隆央 さん | 神奈川県 | 不明

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