Dreamer In Me: Live At Dizzy's Club Coca-cola

ナット･キング･コールの実弟で、ジャズ界を誇るベテラン男性歌手として活動を続けるフレディ･コール。ビル･シャーラップ･トリオと共演した前作｢Music Maestro Please｣(HCD7168)に続く、約2年ぶりの作品です。2008年2月、ニューヨークの新興ジャズ･スポットとして注目を集める｢Dizzy's Club Coca-Cola｣で収録した楽しいライブ。兄ナット譲りの渋いボイスと、聴く者の心を癒すやさしい語り口はいまも健在です。(4)から(8)の5曲ではピアノの弾き語りも披露しています。ミシェル･ルグランの(1)を除けば、日本ではあまり取り上げられない佳曲が並んでいますが、リラックスした大都会ニューヨークの、ゴージャスでドリーミーな夜の世界に誘ってくれます。ソウルフルなサックスを聴かせるジェリー･ウェルドン、ピアノのジョン･ディ･マルティーノを含む伴奏陣のサポートも素晴らしいの一言です。（Jazz Yellより)

Freddy Cole(vo,p), John di Martino(p), Jerry Weldon(ts), Randy Napoleon(g), Elias Bailey(bs), Curtis Boyd(ds)

Recorded at Dizzy's Club Coca-cola, Jazz at Lincoln Center, New York City, on February 15, 2008