CD 輸入盤(国内盤仕様)

Sunday Night At The Vanguard

Fred Hersch (フレッド・ハーシュ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKE058
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Japan (国内盤仕様)
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

こちらは帯・解説付きの国内盤仕様輸入盤となります。

フレッド・ハーシュ・トリオ再びのヴィレッジ・ヴァンガード!
「冒頭最初の一節で”ゾーン”に入った」と自らも語った究極のオープニングノーツから至高の「ヴァレンタイン」まで・・・現代最高峰のトリオ演奏がここに。


現代最高峰のジャズ・ピアノの詩人フレッド・ハーシュが、不動のトリオで、2016年3月22日〜27日ヴィレッジ・ヴァンガードに出演。その最終日27日の演奏がCD化されて登場となります。

レコーディングは、後半25日から3日間行われ、初日は緊張感もあったものの、2日目からギアを数段アップ。特に26日のセカンド・セットは満場の観客を美しい音で包み込み、時に圧倒するような演奏をみせましたが、さらなるドラマはこの最終日に生まれました。ハーシュ自身も開演直前、「今日もきっといい演奏になる」と静かに語り、臨んだセットは、まさに一音目から“ミラクル”。その瞬間に関して、「『A Cockeyed Optimist』の最初の一節でトリオは”Zone(完全集中、無我の境地)”に入り、セット全体その境地にステイした」と同じく自身の言葉でライナーに語っていますが、その美しさが観客の心を満たしたのは言うまでもありません。そして、本CDの最初に記録された音が、まぎれもないこの音であるのも言うまでもありません。
そんな音は、場の空気を一瞬で変え、ミュージシャン/オーディエンスの気持ちが一体化した特別な流れをつくりましたが、相互作用がポジティヴに働き続けた演奏は、インティメイトな集中した演奏と、いい意味のリラックスした空気が合いまった展開を見せていきます。

収録された10曲は、ファースト・セットを中心にしたもので、どの曲も捨て曲なしの演奏ですが、中でもM3はシンプルなブルージー・ナンバーの中で、3人がアイコンタクトをしながら、一本の見えない糸ででも繋がっているかのように、絶妙にテンポアップして即興を楽しむジャズの魅力に満ちた演奏。デュオ作も制作した経験があるブノア・デルベックに捧げた演奏は、一転緊迫したアーティステックな演奏。一方、昨年の来日ライヴでもたびたび披露したビートルズ・ナンバー「For No One」の美しさは絶品。美しいメロディの中にメランコリックな感覚がにじむ原曲の世界とまるで対話するように一音一音を紡いでいくハーシュのピアノには、筆舌に尽くしがたいものがあります。

もちろんライヴでは必ず織り込むというモンクの楽曲も演奏。今回は軽妙なアレンジを施した「We See」を、3人のキメもバッチリ設定しつつ、スウィンギーに演奏!伝統的な演奏スタイルに真正面から向かい合いながら、新鮮さを見せるのも、正にこのトリオならでは。そして、ラストは、これも究極といえましょう。フレッド・ハーシュの至高の名バラード曲「Valentine」は美の極致。ハーシュのファンはもちろんのこと、ジャズファンのみならず、多くの人の心を揺るがす音がここにあります。

ジョン・エベール、エリック・マクファーソンとのトリオは、今7年。ヴィレッジ・ヴァンガードでは2作目のライヴ録音。重篤な病を経ての奇跡の復活作から、一作ごとに自由度を獲得していく様子が記録されていますが、フレッド・ハーシュ曰く、「ここには、スタジオではほとんど不可能に近いライヴならではの音がある」とのこと。多くのミュージシャンもリスペクトしてやまず、この一週間も数々のミュージシャンがヴァンガードに観客としてヴァンガードに来店。多くの方に聴いていただきたい一作です。

Fred Hersch (p)
John Hébert (b)
Eric McPherson (ds)

内容詳細

2016年3月に行なわれたNYヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ録音。3日間6セットを録音し、最終日の第1セットに第2セットの4曲を足して作られた。切々と奏でるメロディ、即興の質、フリージャズの混沌など、スタジオ盤では不可能なまでの集中力が最初から最後まで持続する珠玉のライヴ盤。(誠)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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人物・団体紹介

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Fred Hersch

1955年オハイオ州シンシナティ生まれ。その卓越したピアノ技法と、類い稀なる耀くアイデアで創造される独自のスタイルで、ピアノの詩人などと評されている。1980年代以降のピアニストの中で、最もエヴァンスイズムを受け継いだと言われる。

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