CD 輸入盤

Floating

Fred Hersch (フレッド・ハーシュ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PM2171
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

現代至高のピアノ芸術!
来日公演でも満場の観客を魅了した息をのむような繊細な美しさと、トリオのダイナミズム,フレッド・ハーシュ自身も最高作と語る一作! トリオ録音作は4年ぶりのスタジオ録音作。ピアノのメロディの美しさや、豊かなアーティキュレーションから生まれる繊細な表現はもちろん、ベースとドラムとのインプロヴィゼーションによって、気心知れた会話とダイナミズムを楽しむことが出来ます。伝統と継承という言葉をキーに、自らの表現を極めるフレッドの今が結晶された現代最高のピアノ芸術。21世紀を語り、歴史に連なる傑作です。

Fred Hersch (p)
John Hebert (b)
Eric McPherson (ds, per)

その他のバージョン

Floating のバージョン一覧へ

収録曲   

  • 01. You and The Night and The Music
  • 02. Floating
  • 03. West Virginia Rose (for Florette & Roslyn)
  • 04. Home Fries (for John Hebert)
  • 05. Far Away (for Shimrit)
  • 06. Arcata (for Esperanza)
  • 07. A Speech to the Sea (for Maaria)
  • 08. Autumn Haze (for Kevin Hays)
  • 09. If Ever I Would Leave You
  • 10. Let's Cool One

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
2014年4月にトリオで来日公演を果たした米...

投稿日:2014/07/14 (月)

2014年4月にトリオで来日公演を果たした米国のピアニストFred Hersch(1955年生)から、新作「Floating」が届けられました。 私は、2007年に倒れ、生死の境を彷徨ったというHerschの体調がずっと心配で、このジャケット裏のポートレートも心なしかやつれて見えてしまいます。しかし、中身の音楽はキリッとしており、人生の苦難を乗り越えた末のHerschの魂の輝きが感じられるような演奏となっています。 バックを務めるのは、復帰後、初のトリオ作品となった「Whirl (2010年)」、そして「Alive at the Vanguard (2012年)」と同じ、John Hebert (b)とEric McPherson (ds, per)。 10曲中、7曲がHerschのオリジナル。タイトルは、「浮遊、漂い」というほどの意味でしょうか?Herschの現在の心境を意味しているのかもしれません。 アルバムは、「Night & The Music (2007年)」にも収録されていた「You and The Night and The Music」からスタート。かなりのアレンジが施されており、斬新な曲に変身を遂げています。Herschの意気込みが、こちらにもひしひしと伝わってくるような演奏。 続く「Floating」は、一転して落ち着いた曲調で、キラキラとした繊細なピアノの響きに満たされます。 これも、しんみりと聴かせてくれる3曲目「West Virginia Rose」は、母親と祖母に捧げられているそうです。ジャケットのフォト、鏡のような湖面に浮かぶガラスの家の情景がピッタリの曲。 4曲目「Home Fries」は、ベースのJohn Hebertに捧げられています。軽快なタッチで、Herschの生きる喜びが込められているかのようです。 5曲目「Far Away」は、リリカルなHerschのピアノが耳に残る曲。 躍動感あふれる6曲目「Arcata」は、3人が有機的に絡み合った素晴らしい演奏が展開されます。 7曲目「A Speech to the Sea」は、静かに囁きかけるようなピアノが心に浸みる曲。HebertもHerschのピアノと対話するかのようなベースソロを披露。 8曲目「Autumn Haze」は、同じピアニストのKevin Haysに捧げられています。時にダイナミックさも感じられ、Herschの快調ぶりを証明するような曲。 9曲目のスタンダード「If Ever I Would Leave You」は、ロマンチックな曲調で、美しいメロディをしんみりと歌うピアノの音が部屋中を満たすかのようです。 小粋で、リズミカルなThelonious Monkの「Let’s Cool One」で、アルバムは締めくくられます。McPhersonも元気なドラムスを聴かせてくれ、Herschの好調ぶりを支えています。 Herschには、これからも、ずっと元気でプレイを続けてもらいたいと思います。

hiro さん | 愛知県 | 不明

5

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

Fred Hersch

1955年オハイオ州シンシナティ生まれ。その卓越したピアノ技法と、類い稀なる耀くアイデアで創造される独自のスタイルで、ピアノの詩人などと評されている。1980年代以降のピアニストの中で、最もエヴァンスイズムを受け継いだと言われる。

プロフィール詳細へ

Fred Herschに関連するトピックス

モダンジャズ に関連する商品情報

おすすめの商品