CD 輸入盤

This Is Not A Miracle

Food (Jazz)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4739039
組み枚数
:
1
レーベル
:
Ecm
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

1998年に結成、先日アコースティックのバンド「Time is a blind guide」での来日公演も盛況だったトーマス・ストレーネン率いるエレクトロニック・プロジェクト、Food(フード)の3年ぶり3作目。

毎回新たなサウンドを提示してくれる彼らだが、今回もこれまでの作品と全く異なり、トーマスが前面に出たサウンドが展開。これまではサックス奏者イアン・バラミーと2人で話し合いながら作品を作ってきたが、本作は時間、意思、アイディアの全てをトーマスが考えそこにイアンとギターのクリスチャンがスタジオで色付けをしていったとのこと。

Thomas Stronen (ds, electronics, perc, moog, fender rhodes)
Iain Ballamy (sax, electronics)
Christian Fennesz (g, electronics)

収録曲   

  • 01. First Sorrow
  • 02. Where Dry Desert Ends
  • 03. This Is Not A Miracle
  • 04. The Concept Of Density
  • 05. Sinking Gardens Of Babylon
  • 06. Death Of Niger
  • 07. Exposed To Frost
  • 08. Earthly Carriage
  • 09. Age Of Innocence
  • 10. The Grain Mill
  • 11. Without The Laws

ユーザーレビュー

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Yellow Magic Orchestraへの参加でテクノ・...

投稿日:2015/12/01 (火)

Yellow Magic Orchestraへの参加でテクノ・ファンの注目を集めたChristian Fennesz(guitar & electronics)がゲストに招かれたFoodの「This Is Not A Miracle (2015年)」。 Foodは、2000年のファースト・アルバムから、Thomas Stronen(drums & electronics)、Iain Ballamy(saxophone)、Arve Henriksen (trumpet)、Mats Eilertsen (bass)の4人で、エレクトロニクスを下敷きにしたユニークなサウンド作りを行っていましたが、2007年の「Molecular Gastronomy」以降は、StronenとBallamyの2人を中核として、様々なゲストとのコラボを展開しています。 Fenneszが参加するのは、これで3度目で、全てECMからのリリース。そして、今回は必要最小限のトリオ編成となっています。 本作やThomas Stronen「Time Is a Blind Guide」、Ben Monder「Amorphae」、David Torn「Only Sky」、Jakob Bro「Gefion」、Mette Henriette「Mette Henriette」など、この2015年にリリースされたECM作品を聴いていると、最近のECMは「非ジャズ」な要素がかなり強調されているような印象を受けます。 「沈黙の次に美しい音」を生み出すのであれば、ジャンルは問わないというレーベル設立当時のコンセプトを、創始者のManfred Eicherが改めて宣言しているのかもしれません。 そして、このアルバムでのFoodの2人と、音響派とも呼ばれるFenneszとの密接なコラボは、大きな成果を生み出していると思います。 エレクトロニクスを多用した雰囲気重視のサウンドは基本的には変わっていません。それは、プロデュースも担当したStronenの方向性でもあると思います。 Ballamyのサックスがジャズのフレーバーをもたらしているとはいえ、ここにはある種のロックを思わせる雰囲気が漂っています。 それは、大きくフィーチャーされているFenneszのギター・プレイによるものか? 視覚的なイメージを音によってどこまで喚起できるか、そんなテーマも3人の演奏に込められているような気もします。 私は、林立する高層ビルが暮色に染まっていくような情景を思い描きました。 エレクトロニクスとアコースティックを絶妙にブレンドさせた傑作だと思います。 録音は、2013年6月オスロにて。

hiro さん | 愛知県 | 不明

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