『フルートとギターによる作品集〜ラヴェル：ボレロ、フォーレ：パヴァーヌ、サティ：ジムノペディ、他』　グズマン、ジューヴ

ギターとフルートによるヨーロッパ音楽の旅

ギターとフルートのデュオによるヨーロッパ人作曲者の作品集（編曲版含む）。まずヴィヴィアーナ・グズマンのうっとりするようなフルートの音色に驚かされます。名曲フォーレの『パヴァーヌ』、ラヴェルの『ボレロ』のメロディをフルートがリードし伴奏のギターがひと味変わった魅力をのぞかせます。この他、当アルバムではギタリストが作曲した作品も充実。ウルクズノフ[1970-] はブルガリア生まれ。数々の国際コンクールでの受賞歴を持つギタリストで多くのギター作品を作曲しており福田進一への献呈作品もあります。ここに収録されたフルートとギターのためのソナチネは彼の代表曲であり、フルートの斬新な奏法を取り入れながら、非常に耳馴染みのよい音楽を聴かせてくれます。また、ギターのソロ作品として収録されているデュプレッシーの『カヴァルケード』ではギターらしいアルペジオと情熱的な旋律を聴くことができます。（キングインターナショナル）

【収録情報】
・フォーレ：パヴァーヌ
・ラヴェル：ボレロ
・ラヴェル：ハバネラ形式の小品
・ボルヌ：カルメン幻想曲
・サティ：グノシエンヌ第1番*
・サティ：ジムノペディ第1番
・ウルクズノフ：フルートとギターのためのソナチネ
・ウルクズノフ：ブルガリア風に
・ウルクズノフ：歌うように
・ウルクズノフ：セルビア風ロンド
・デュプレッシー：カヴァルケード*
・ディアンス：トラヴェリング・ソナタ
・ディアンス：アンカラ
・ディアンス：モットラ
　（*ギターソロ作品）

　ヴィヴィアーナ・グズマン（フルート）
　ジェレミー・ジューヴ（ギター）

　録音方式：ステレオ（デジタル）