CD 輸入盤

フォーレ:レクィエム(1901年版)、フランク:交響曲ニ短調 ヘレヴェッヘ&シャペル・ロワイヤル、他

Faure / Franck

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMC901771
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

フォーレ:レクイエムのフル・オーケストラ版!
1998年出版新校訂譜使用!


1893年稿のフォーレのレクイエム(HMC901292)で高い評価を得たヘレヴェッヘが、今回はフル・オーケストラ版(1901年稿)を録音しました。今回特筆すべきは、
@フォーレの研究家として世界的に名高いジャン=ミシェル・ネクトゥー氏が、最新の研究成果を反映して校訂した、1998年出版の楽譜(通称アメル新版)を使用していること、
Aピリオド楽器の使用と19世紀末〜20世紀初頭当時のパリで話されていた発音を考慮して録音したことです。
カップリングも振るっていてフランクの交響曲ニ短調。これも、この録音を魅力的にしています。19世紀末〜20世紀初頭パリ独特の雰囲気が伝わってくる名演です。フォーレのレクイエムには稿が3つあり、第1稿、第2稿はヴァイオリンと木管を欠く特殊な楽器編成のために書かれ、第3稿はフルオーケストラのために書かれています。
 構成曲数にも違いがあり、第1稿は5曲、第2稿が第1稿に2曲が加わった7曲で構成されています。第1稿としての出版楽譜がないのは、共通している部分が第2稿と同じためです。第2稿はラター版とネクトゥー/ドラージュ版(ロジェ・ドラージュは指揮者)の2種類の楽譜が出版されています。
 この2版の最大の違いは、第3稿に近い立場をとる(ラッター版)か、より細かい復元に意を置いた(ネクトゥー/ドラージュ版)かという点で、例えば、歌や伴奏のリズムが細かい点で違っています。
 最も一般的な第3稿にはすでに4種類の楽譜があります。もともと使われていたアメル社の旧版、1978年にオイレンブルク社から出版された版、1995年にペータース社から出版された版、そして、今度の録音に使用された1998年にアメル社から出版された新版というラインナップです。
 この最新版が今までのものとどう違うかというと、まず、第2稿の校訂もしたネクトゥー氏が校訂しており、レクイエムの変遷及び、第2稿についての充分な知識を踏まえた作業をおこなっていること。オイレンブルク版のように間違いが多いアメル旧版に依拠していないことが重要な点です。
 具体的には、第2稿と同じように細かい点でのリズムや音高などの相違となって表れてきており、今回のヘレヴェッヘの新録音がクリティカルな意味でも高い価値を持ったものであることは間違いないところです。

【収録情報】
・フォーレ:レクイエムOp.48(1998年出版新校訂譜使用)
・フランク:交響曲ニ短調
 ヨハネッテ・ゾマー(S)
 シュテファン・ゲンツ(Br)
 ラ・シャペル・ロワイヤル
 コレギウム・ヴォカーレ、シャンゼリゼ管弦楽団
 フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
 録音時期:2001年11月
 録音場所:グランデ・サル・ド・アルスナル、メッツ
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

クラシック曲目

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  • Gabriel Faure (1845 - 1924)
    Requiem, Op. 48
    演奏者 :
    Zomer, Johannette (Soprano), Genz, Stephan (Baritone)
    指揮者 :
    Herreweghe, Philippe, Herreweghe, Philippe, Herreweghe, Philippe
    楽団  :
    Champs-Elysees Orchestra, Collegium Vocale, La Chapelle Royale Paris
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Mass / Requiem
    • 作曲/編集場所 : 1887-1890, France
    • 言語 : Latin
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]
  • Cesar Franck (1822 - 1890)
    Symphony in D minor, M 48
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Symphony
    • 作曲/編集場所 : 1886-1888, France
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]

総合評価

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5.0

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ヘレヴェッヘさんは、フランクと同郷のベル...

投稿日:2016/02/08 (月)

ヘレヴェッヘさんは、フランクと同郷のベルギー人、オケは、フランス人が多いでしょうが、ピリオドだけど、柔軟性と共に重々しさもあり、この人らしい一筋縄では解けない見事なフランク。やや速め、もう少し深くてもと、思いますがフランスらしい高貴な音楽に成ってます。フォーレは、言うことなしの名演。合唱、ピリオドオケ全部組織し、マネージメントもしているくらいの人だから、音楽も広い引出しの中で手中に入っている。溜め息付くほど美しい。そして、熱演する人だ。 最近、フランクにもハマっている。とうとう、日本のカタログから消えた「贖罪」”Redemption”全曲をプラッソン指揮のEMI盤を、ようやく聴いた。流石に地味な印象で複雑、語りに合唱で人気のない曲だが、渾身の大作、崇高な傑作だと思う。ヘレヴェッヘさん、或いは、グザビエル=ロトさん辺りで(この音楽不景気の世に!)演奏、発売して欲しい!このまま埋もれさせるには、勿体ない処か、大きな損失だ!と思う。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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難しい事は分りませんがフォーレの「レクイ...

投稿日:2012/11/07 (水)

難しい事は分りませんがフォーレの「レクイエム」には何種類かの版バージョンがあり私などは以前から新版フルオーケストラによるクリュイタンス盤を聴いておりましたが同じ新版でも古楽器演奏等によるもう少し軽いタッチの演奏がいろいろ出ております。本盤もそうしたグループに属する2001年収録演奏でヘルヴェッヘ(当時54歳)がラ・シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ、シャンゼリゼOを率いて独唱者にJ.ゾマー(S、年齢未確認)、S.ゲンツ(B、28歳)を迎えてのものであります。実はヘルヴェッヘには旧版による室内楽的演奏が1988年収録(独唱者・・・A.メロン(S)、P.コーイ(B)、トータルタイム37’40)もありやはり印象は異なっている様です。さて、本盤の方はトラック間タイムも入って七曲トータルタイム37’51となって旧版演奏とトータルタイムではそう差はありませんが印象的な第1曲(旧7’08、新7’45)と第4曲(旧4’28、新3’46)にタイム的には違いが見られます。全体としてはヘルヴェッヘらしい木目細やかなフンワリした感じが貫かれてゆっくり進んで行きます。独唱者のゲンツはタッチがソフトで押し付けがましくありませんしゾマーも他の指揮者とのバッハ・カンタータ等でお馴染みのその美声(若干ネットリ感触はあるものの・・・)を発揮しております。教会演奏風に起用されるボーイ・ソプラノ、少年合唱団にはやや苦手な私には本盤は宗教的雰囲気は当然として女声なので好ましい演奏盤となっております。カップリングのシャンゼリゼOによるフランク交響曲(タイム@17’55A9’48B10’11)は通常正直オルガン的サウンドを強調してやや厚ぼったく暑苦しい演奏に慣れてしまっていた私などにはまぁピリオド楽器「様々」な爽やかな面が耳新しい演奏で中間楽章での適度な円やかさが素晴らしく最終楽章でのちょっとした変化球もアクセントとして面白く聴けました。追記なのですがヘルヴェッヘは上記以外にもいろいろオーケストラ創設に関わり統率者にもなって古楽器演奏家の中では稀でありますね。それから本盤ジュケットは印象的でローマの聖チェチリア教会に祀られている三世紀頃に殉教した音楽家の守護聖人であった聖チェチリアの彫刻である由です。コルボ盤と並んで本盤皆さん殆どの方が書かれている様に最高ランクだと思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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新時代の真正フランク登場!フランクの交響曲という...

投稿日:2012/01/04 (水)

新時代の真正フランク登場!フランクの交響曲というと、“フランス風とドイツ風の合いの子のような作品”だとされることが多い。そのためか、中途半端な洗練さと中途半端な重厚さを合わせただけの、中途半端な演奏が跋扈する嫌いがあった。あるいは、極端に軽すぎたり極端に重すぎたり、要はちっともフランクがフランクとして響いて来なかったのである。ミュンシュもマルティノンもクレンペラーも、筆者から言わせれば「何だかなぁ……」なのだ。そこへ来てヘレヴェッヘが古楽器でアプローチしたのだが、これがとてつもなく素晴らしい。全ての音が透けて見える。こんな音が隠れていたのか、鳴っていたのかと、目から鱗の連続なのだ。そうした細部に渡るまで洗練された響きを構築しながらも、重心は決して軽すぎず、殊に最弱音から強奏に至るまでの振幅には圧倒させられる。これぞ洗練さと重厚さの融合の極致。これぞフランクの醍醐味である。対するフォーレがこれまた素晴らしい。大編成ともなると、必ずオケや合唱が濁るものだが、さすがヘレヴェッヘ!天から降り注ぐが如き神々しさで、響きには一点の曇りもなく、どこまでも透き通っている。これを聴いてしまうと、有名なクリュイタンス盤やコルボ盤が粗雑に聴こえてしまうのだから困ったものだ。録音も、合唱の美しさを十二分に堪能させてくれる優れたもの。いつまでもアナログ時代の“名盤”に寄り掛かっていると損をするとはこのことだ。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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