1997年、永田一直を中心に昭和40〜50年代邦画サントラやフュージョンを題材とした『70年代型ドラム＆ベース・サウンド』をコンセプトに始動。その特異なコンセプトを洗練されたアートコアフォームに昇華させた1stアルバム"FANTASTIC EXPLOSION"が当時のクラブシーンで異例のヒットを記録する。
映像を同期させ、生のホーンセクションやドラム、ボーカルを取り入れた唯一無二なライブ・パフォーマンスは好評をはくし、ピチカート・ファイヴのオープニングアクトや新宿リキッドルーム、恵比寿ガーデンプレイスなどの大箱を中心にライブアクトを行う。また、80万枚のセールスを記録したルパン三世のリミックスアルバム"PUNCH THE MONKEY"に参加、いわゆる『和モノ』サンプリング／リミックスのエポックメイキング的存在として知られた。
その後メンバーチェンジを繰り返し、2001年解散。2003年、メンバーに日本屈指のマニピュレーター吉田哲人、特殊映像トラックメイカーBUBBLE-Bを迎え、サウンドスタイルはハウスに移行し2005年まで活動。2004年にリリースしたミニアルバム"RETURN OF FANTASTIC EXPLOSION"はマッシュアップ/ハウスの先駆的サウンドとして、いまだに限定リリースしたアナログ盤が高値で取引されている。
2009年、永田一直、吉田哲人によりテクノをコンセプトに再結成。日本クラウンからリリースされた、ショパンをテクノ/ハウスアレンジしDJ MIXした企画盤　"YOU KOBAYASHI presents CHOPIN HOUR"　へのトラック提供、商業特撮映画のサウンドトラック制作、その映画のサントラ盤"SOUNDTRACK"をリリース。DE DE MOUSE、CHERRYBOY FUNCTION、DORIAN、TRAKS BOYS、やけのはら等と大箱を中心にライブパフォーマンスを行っている。