CD 輸入盤

Stories

Enrico Pieranunzi (エンリコ・ピエラヌンツィ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CAMJ7875
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

エンリコ・ピエラヌンツィ・ニュー・トリオ第2弾!
ピエラヌンツィ自身が来日時に語っていた作品が遂に登場!

スコット・コリー、アントニオ・サンチェスとの本トリオは2009年に始動。長きにわたったマーク・ジョンソン、ジョーイ・バロンとのトリオが一端解消されたとのニュースは往年のファンを驚かせましたが、新リズム・セクションと組んだ『Permutation』では、エンリコ・ピエラヌンツィの抒情性と、奥底に秘めたパッションが、美しさはそのままに鮮烈に炸裂。エンリコ・ピエラヌンツィのネクスト・ステージを見せたもので、新たなる期待を押し広げてくれたものだったと言えましょう。

本作は、その『Permutation』に続く作品。曲は、1曲がベーシストのスコット・コリーのオリジナルで、残る7曲はピエラヌンツィのオリジナル。ピエラヌンツィ自身、近年「演奏家=ピアニスト」であると同時に、作曲家としての自分を意識していると語っていますが、本作は正にそうしたアーティストの今を語る一作!
イタリア人らしいメロディ感覚は言わずもがな、組みするメンバーとの個性も反映したコンポジションは、あまりにも魅力的です。録音は2011年2月。今に至るまで3年の時が経っていますが、その月日は、レーベルCAM JAZZ が最上のリリース時期を見計らってとのこと。昨年(2013年)、9 年振り待望の来日を果たしたピエラヌンツィ自身も、“既に録音は済んでいるから、あとはリリースされるのを自分自身も待っている”と微笑んで語った一作。唯一無二の21世紀を代表するこのトリオ、本当に目が離せません!

Enrico Pieranunzi (p)
Scott Colley (b)
Antonio Sanchez (ds)
Recorded in New York on 22, 23 February 2011 at Avatar Studio

その他のバージョン

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  • CD

    Stories

    ¥2,343 輸入盤(国内盤仕様) 輸入盤(国内盤仕様) 2014年05月21日発売

  • CD

    Stories

    ¥2,279 US 盤 輸入盤 2014年08月19日発売

収録曲   

  • 01. No Improper Use
  • 02. Detras Mas Alla
  • 03. Blue Waltz
  • 04. The Slow Gene
  • 05. Which Way Is Up
  • 06. Where Stories Are
  • 07. Flowering Stones
  • 08. The Real You

ユーザーレビュー

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「Permutation(2009年11月録音)」で、ひ...

投稿日:2014/05/08 (木)

「Permutation(2009年11月録音)」で、ひと回り以上も若いメンバーを引き連れ、自らも過去のイメージを刷新するような若々しいピアノプレイを披露してくれたEnrico Pieranunzi (1949年イタリア生まれ)。 Marc Johnson (b)、Paul Motian (ds)と組んだ「Live At The VillageVanguard(2010年7月録音)」を挟んで、ニュートリオによる刺激的な新作「Stories」を届けてくれました。 Pieranunziを鼓舞する強力なリズムセクションは、ベースのScott Colley(1963年アメリカ生まれ)とドラムスのAntonio Sanchez(1971年メキシコ生まれ)。共にリーダーアルバムもリリースしている売れっ子です。 録音は、2011年2月ニューヨークAvatar Studioにて。 8曲中7曲がPieranunziのオリジナル。彼が音で織りなす物語に耳を傾けてみましょう。 力強く、またダークな色彩にも覆われて始まる「No Improper Use」に聴く側の気持ちも引き締まります。「Permutation」の頃より更に若返ったようなPieranunziがここにいるような気が・・。 続く「Detras Mas Alla」 は、Sanchezのドラムスが冴えわたるラテンタッチの曲。3人は、早くもエンジン全開。 「Blue Waltz」は、タイトル通り軽快なワルツで、 Pieranunziの華麗なテクニック、その小粋な演奏に、こちらもス テップを踏みたくなります。 一転して、舞踏会から深い森の奥へと誘われるかのような「The Slow Gene」。唯一Colleyの作品で、ミステリアスな雰囲気を3人が優れた演奏能力で表現しています。ピアノの響きが美しい。 「Which Way Is Up」は、ピアノの高速ソロからスタート。そのままアップテンポへと突入しますが、手を伸ばしてもスルリと身をかわされてしまうような、どこか掴みどころがない曲。エンディングは破壊的ですらあります。 「Where Stories Are」は、再びスローに転じ、ピアノがしんみりと語りかけてくるような曲。ベースがピアノの語りに応え、じっくりとソロを展開します。全体に暗さを秘めた曲調。物語を捜し求め、迷い込んだ森の奥には誰もいないようです。 「Flowering Stones」では、一条の光がピアノに携えられて戻ってきます。ピアノとベースの対話により、曲は進んでいきます。ミディアムテンポながら、終盤ではリズミカルな展開も。 ラストの「The Real You」は、PieranunziとColleyのデュオ。冒頭から腰の据わったベースがずっしりと響き、ひとつの流れをかたちづくります。ピアノは、その流れに逆らわず、舞うように奏でられ、曲は淡い色彩で飾られていきます。 年下のメンバーからエネルギーを吸収し、自らの円熟との両立をはかりながら、新たな地平を目指すPieranunzi。その動向に、これからも目を離すことが出来ません。

hiro さん | 愛知県 | 不明

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