'67年発表。元ジョージ・シアリング・クインテット出身のヴァイヴ奏者で、モリコーネ、ロータからザッパまで、幅広いジャンルで活動する打楽器奏者。32年生まれで、TOTOのジェフ・ポーカロが幼友達。55年にニューヨークに移り、多くのセッション盤を残した。前作「New Time Element」は、ポピュラー曲を題材に、7/8、5/4などの変拍子ジャズとモーグで調理した実験作だったが、今作では同形式で、12の誕生石に呼応したオリジナル曲を書き下ろし。モーグのリアライズは前作ともにポール・ビーヴァーで、ガムラン風の音色がサイケデリック風味なり。