取り立てて特別なことはしてないけど1曲1曲粒揃いでかなり出来のいい作品。別々に制作されたアルバムを2枚組みにした意図はよく判りませんが、通して聴いても違和感はなく不思議と統一感、整合性を感じます。初期の傑作「Just A Story From America」と並べても遜色のない仕上がりで傑作と言っても過言にならないと思います。歌詞はラヴソングから政府批判まで幅広いらしい。

こちらも超待望のリイシュー。売れなかったのは知的繊細さが原因だと思われます。ワイルドなSpringsteenと比較されたのが不運だったとしか思えません。久々の来日なども期待したいです。

これは超待望のリイシュー。この人は最初の４枚が傑作と言われたので真面目に嬉しい。VUからStrokesに至るNYロックの系譜に連なる絶対無視してはならない存在。内容も素晴らしい。あとは1stのリイシューもお願いします。

これは快心作。近年のこの人の作品で一番いいかも。スプリングスティーンとのデュエットもあります。

２０代の頃、外盤で買ってよく聴いてました。大ヒットしたという「真夜中の暴走」はあまり好きではないですが、それ以外は全て名曲だと思ってます。ファーストに入ってた「ホワイトミドルクラスブルース」と言う曲がこの人の姿勢を集約してると思いますがどうでしょうか。

この人は最初の4枚が突出して評価が高く、私もそう思いますが、この作品を聴けば、まだ高い水準の作品を作れる才能を保持しているのが判ると思います。

James Bluntを聞いてるような方にはお奨めかも。若い世代にも無条件で反応できる音楽だと思うけど。

ヨーロッパでは何度もCD化されてますが、日本盤では初！　この人の作品はメジャーでの初期４枚がナカナカ出揃わない。次は是非ナイト・ライトを日本盤で！

ナイト・ライツは名盤です。1曲目のダイアモンド・バイ・ザ・ヤードを初めて聞いた時の感動は一生忘れられません。一人でも多くの人に聞いてもらいたい。

待ってた人は皆40代以上だろうな〜。このアルバムが出た頃は、スプリングスティーンのライヴァルって言われてたのに...。ちなみに1曲目の『真夜中の暴走』はルースターズがカヴァーした『ドライヴ・オール・ナイト』のオリジナルだよん。