’13年発表。awwwww恰好良い!!泣ける!!何と言うか魂の崇高さ、美しさがアルバムのそこかしこに現れている。本当に音楽的にも優れたソウルアルバムです。フリッパーズの頃から勿論、彼のファンですが、彼やベン・ワットって年を追う毎に魅力が増しているというか。人としての深みがその作品にどんどん味わい深く出ているように思います。ジャケットの版画もリハビリ中の彼が自ら描いたものだし、本当に素晴らしい。生きていくうえで師と仰ぎたい不撓不屈の魂の本物のアーティストだと思います。

相変らず…ってか最初の方の何曲かはヘンテコな（良い意味で：笑）メロディーで後半には待ってましたって感じのグッとな曲があります。ポール兄貴（ウェラー）と一緒で一生のおともになるアーティストだろうなぁ…体の事も心配だけど「ゴージャスジョージ」みたいな奇跡の大ヒットを又期待してます（本作では…無理でしょう：笑）それにしても伊藤英嗣氏とかネオアコ系の人のライナーっていつも大袈裟だよな、まっソレが味ってモノなのか？僕も言ってしまおう…おかえりエドウィン（笑）

ここ数作と比べて、実験的な音作りはだいぶ控えめ。でも、アレンジはシンプルながら十分に練られていて、何よりも歌心が溢れている。Gorgeous George以来の佳作だと思う。Loyd ColeのAntidepressantと並べて聴きたい１枚。

前作もそうだけど本作もやりたい放第やってるな〜ってかんじ。 遊び心満載な分 ｿﾛ作初期にみられた唄心はほとんど感じられませんでした。Roddy Frameの素朴な作品Surfを聴いた後だったので余計にそう感じたのかも...。

1stと2ndの嬉しいｶｯﾌﾟﾘﾝｸﾞ。彼はどちらかといえば3rd/4thあたりから注目されてるようですが、こっちのほうが好きかな。ﾌｨﾙ ｿｰﾅﾘｰが絡んだ曲は疾走感があっていいし、ﾛﾃﾞｨ ﾌﾚｲﾑのｷﾞﾀｰもｴﾄﾞｳｨﾝの曲に見事にﾏｯﾁしてて素晴らしい。