ノーベル賞の真実 いま明かされる選考の裏面史

E.norrby

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784807909322
ISBN 10 : 4807909320
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
350p;20

内容詳細

ワトソン・クリック授賞から50年、ノーベル文書館資料公開!長年ノーベル賞選考にかかわった著者が1960年代の生理学・医学賞、化学賞の選考過程を綿密に調査。ポーリングがワトソン・クリックの授賞にいちゃもんをつけた手紙についてもふれるなど、報道では表に出てこなかったノーベル賞の選考秘話が満載。

目次 : 第1章 オーストラリアからのウイルス学の魔術師/ 第2章 分割ノーベル賞と免疫学の新時代/ 第3章 免疫学へさらなるノーベル賞/ 第4章 免疫、感染、移植/ 第5章 折りたたまれたタンパク質の構造解明/ 第6章 美しい、じつに美しい

【著者紹介】
アーリング・ノルビー : 1937年スウェーデン王国ストックホルム生まれ。王立カロリンスカ研究所医学校卒業。学生時代からアデノウイルスの研究をしている。1972年カロリンスカ研究所ウイルス学教授。ノーベル生理学・医学賞委員会の常任および臨時委員を約20年間務める。医学校校長も6年間務めた。1984〜87年、国際微生物学会連合ウイルス部門長。1984年仙台で開催された第6回国際ウイルス学会議に来日。王立スウェーデン科学アカデミー医科学部会員にも選ばれており、1997年から6年間科学アカデミーの事務局長を務めた。2000年に日本学術会議顧問、2002年に日本学術振興会外部評価委員、2005年には旭日重光章を授与された。科学アカデミー科学史センターに部屋をもち、科学アカデミーおよびカロリンスカ研究所の両ノーベル文書館資料を使って「ノーベル賞シリーズ」を書いている

井上栄 : 1940年山梨県生まれ。1964年東京大学医学部卒、1969年同大学院博士課程修了、医学博士。国立予防衛生研究所ウイルス中央検査部研究員、1971〜72年カロリンスカ研究所ノルビー研究室に留学。国立公衆衛生院衛生微生物学部長、国立予防衛生研究所感染症疫学部長、国立感染症研究所感染症情報(現・疫学)センターの初代センター長を経て、2000〜2012年大妻女子大学で健康教育に従事。国立感染症研究所名誉所員、大妻女子大学名誉教授、東京都花粉症対策検討委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Isamash さん

    アーリング・ノルビー・元カロリンスカ研究所ウイルス学教授2013年著作訳本。ノーベル賞受賞学者特に免疫学領域受賞者の業績が詳しく書かれてる。バーネット、メダワー等、利根川進も大きく取上げられてる。個人的には2011年のボイトラーとホフマンによる自然免疫活性化に関する発見(Toll-like受容体)が興味深かった。あとバーネットがオーストラリア人であったことを初めて知った。他ではタンパク及び核酸に関する構造解析による受賞者にも触れられ、最後はワトソン・クリックとフランクリン。論文と受賞日gapに改めて驚き。

  • 塩崎ツトム さん

    「真実」とか「裏面」とか書いてあるけど、ノーベル生理医学賞選考委員による、受賞にいたるまでの選考や、受賞者の功績についての解説書。高校や大学時代に学んだ生物の知識を思い出しつつ読み進めた。ゴシップ的な話題はないので注意。でも面白い。

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