ドキュメンタリー「フィリップ・グラス〜ルッキング グラス」（日本語字幕付）

ドキュメンタリー「フィリップ・グラス〜ルッキング グラス」
監督：エリック・ダルモン　脚本：エリック・ダルモン、フランク・マレ

このドキュメンタリー映画は、現代における偉大な作曲家フィリップ・グラスの圧倒的なエネルギーと行動力をフィルムに収めたものです。グラスを追って、ニューヨークからロンドンへ、また、パリからボストンへとカメラは動き回ります。冒頭、グラスは、ブーランジュ女史に師事して、二年間の密度の濃い勉強をするためにパリに移住したことや、グラスの生涯に深い影響を与えた、インド人音楽家ラヴィ・シャンカールやロバート・ウィルソン監督との出会いについて語っています。ウッドラフの演出、アラン・ジョンソンの指揮による、グラスのオペラ「サウンド・オブ・ア・ヴォイス」の終幕も詳細に映し出されます。
　詩情を感じさせるショットと独創的な構図を駆使したエリック・ダーモンのカメラ・ワークにより、７ヶ月間の生活を通して、グラスが音楽家としてどう活動したかということがよく分かります。
　エクストラ・トラックとして、インタビュー集「アナザー・ルック」を収録。

収録内容
早朝/成功と矛盾―「 浜辺のアインシュタイン」/ フィルムでのフィリップ：ニューヨーク― ロンドン/ 「美女と野獣」：パリ/ミニマリズムからポリフォニーへ/ 家から机、舞台へ/「サウンド・オブ・ア・ヴォイス」：ボストン

出演：フィリップ・グラス / シュトゥットガルト室内管弦楽団 / デニス・ラッセル・デイヴィス / ザ・フィリップ・グラス・アンサンブル / マイケル・リースマン、他

エクストラ・トラック：
「アナザー・ルック」
・フィリップ・グラスのインタビュー[40年代ボルティモア/ シェーンベルク― 50年代ボルティモア/ ナディア・ブーランジェ― 60年代パリ/ 私の世代/精神的な父/ ラヴィ・シャンカール/ 連続主義をこえて/ コラボレーション＞
・フィリップ・グラス「サウンド・オブ・ア・ヴォイス」を語る＜第5場からの抜粋（2003年5月、ボストン、アメリカン・レパートリー劇場）/ 第3場からの抜粋：夢のホテル（2003年7月、ウォーターミル）＞
・ロバート・ウィルソンのインタビュー＜「浜辺のアインシュタイン」/ 「市民戦争」/ 「白い鴉」/ 「フィリップと私」/ 「練習曲第2番」を弾くフィリップ・グラス＞

収録時間：103分
画面：カラー（16:9）
音声：ドルビー・デジタル 2.0
英、仏、独、西、日本語字幕付き