ロボット・イン・ザ・ガーデン 小学館文庫

Deborah Install

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094062373
ISBN 10 : 4094062378
フォーマット
出版社
発行年月
2016年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
453p;15

内容詳細

AI(人工知能)の開発が進み、家事や仕事に就くアンドロイドが日々モデルチェンジする近未来のイギリス南部の村。弁護士として活躍する妻エイミーとは対照的に、親から譲り受けた家で漫然と過ごす三四歳のベン。そんな夫に妻は苛立ち夫婦は崩壊寸前。ある朝、ベンは自宅の庭で壊れかけた旧型ロボットのタングを発見。他のアンドロイドにはない「何か」をタングに感じたベンは、作り主を探そうと、アメリカへ。中年ダメ男とぽんこつ男の子ロボットの珍道中が始まった…。タングの愛らしさに世界中が虜になった、抱きしめたいほどかわいくて切ない物語。

【著者紹介】
デボラ・インストール : 前職はコピーライター。『ロボット・イン・ザ・ガーデン』で作家デビュー

松原葉子 : 大阪府生まれ。六歳からの七年間ロンドン郊外のウェンブリーで育つ。国際基督教大学教養学部語学科を卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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まさか日本で映画化されるとは思ってなかっ...

投稿日:2021/06/17 (木)

まさか日本で映画化されるとは思ってなかったです。 作中に日本を訪れるシーンがありますし作者も親日家のようですね。 表紙のタングが可愛い。一見スマートさの欠片もない役に立たないロボットですが製造者をさがして世界をめぐる間に変化するベンの心情に感情移入しました。可愛いタングが映画でどんなふうに描かれるのか楽しみです。

シロハルソウ さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    著者のデビュー作。妻のエイミーも姉のブライオニーも第一線の法廷弁護士として活躍。主人公のベンはといえば無職で、これといった学歴や特技もない。ただ、両親の残してくれた家と、なにがしかの財産はあるのだが。そんな彼のところに舞い込んできたのが時代遅れのポンコツ・ロボットのタング。本書はアンドロイドが一般化した近未来の疑似SFなのだが、本質はそこにはない。実は、もっぱら「愛」の在処を問う物語なのだ。著者も女性だが、共感する読者層も女性が中心であるようだ。男の読者(私も含めて)には、いささか甘すぎるように思われる。

  • 黎明卿(禍腐渦狂紳士タッキー) さん

    【僕、ベン見つけた。僕、ベン大好き(タング)】夫婦仲が崩壊寸前な状況の中、自宅の庭に迷い込んだ旧型のロボットを発見したことで始まる中年ダメ男とポンコツ男の子ロボットの珍道中。レトロなロボットのタングですが、仕草や表情の動きが豊かで、怒ったり・喜んだり・いじけたりとまるで人間の子供みたいな感情表現や行動が可愛い!ベンにとっての良き相棒となっているのが微笑ましく、ストーリーが進むにつれてタングがより人間に近い成長を見せるのが凄い。また、ダメ男のベンも様々な場所へ行き、人との出会いを経て成長する姿もハートフル♡

  • しんごろ さん

    AIが話題になっている今、タイムリーな作品ですが、冒険物語だとは思わなかったです。幼さがあるロボットのタングとベンの互いに認め合い成長していく姿に、癒され温かくなりました。もし自分がタングと一緒だったら、ちょっとタングのワガママには手に負えないかも…と、勝手にイメージするくらい感情移入して読める素敵な作品でした。ただラストはタングを置き去りにされた感じで、ラストもタングを、もっと登場させてほしかったかなと思います。そうは言いつつも面白かったです。とりあえずベンは保育士になった方がいいね(笑)

  • 小梅 さん

    ある日、崩壊間近の夫婦の家の庭にロボットが現れた。レトロなロボットのタング。もう可愛いったら💕続編も楽しみ❣️

  • 雅 さん

    ダメダメな主人公と子供なロボットが旅を通して成長していく物語。ロボットの一挙手一投足が本当に可愛かった。仕草を想像してはニヤニヤしてしまった。!優しい優しい作品でした

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