いつでも安定感抜群な二人の共演、悪いはずがない。 ピアノ＆テナーのデュオもあり、これまた雰囲気が素晴らしい。 じっくり聴いても良し、肩肘はらず聴き流しても良し。

理屈抜きに楽しめる演奏です。+8曲のボーナス・トラック入りも嬉しいです。 Concord のLP「PLAYS THE MUSIC OF HARRY WARREN」のTrio演奏といい勝負ですね。ピアノ・トリオ好きの方は、是非持っていたい一枚です。

影と夢という言葉が入った曲名に絞った企画もののアルバム。あまり期待しないで買ったのですが、これが思いのほかよかった。曲もいいし演奏もgood！　ジャズ初心者にもお勧めです。ビル・エバンスやキース・ジャレットから入るよりも、マッケンナのこんなアルバムからジャズを聴いた方がより楽しいと思うけど。

何といってもこの素敵なデザインのジャケットに目が行きます。内容もジャケットと同様カラフルで、エンターテイメント型のスライドピアノが聞けます。このスタイルのピアニストは後継者がいないので、このＣＤは貴重です。今後もずっと聞き継がれることでしょう。

マッケンナのソロピアノは本当に素晴らしい。左手のベースラインと右手のメロディーラインが、まるで二人でアンサンブルしているように聞こえる。そんな名手のクリスマスアルバム。聴きなれたクリスマスソングが彼の手にかかると、最高のジャズになる。凄くジャジーだが、どこと無く品がある。ここに書き込んでいて矛盾があるが、これからもこっそりと大切にしたい一枚だ。

意外と少ないのがソロ・ピアノのクリスマスアルバム。ベテランが奇をてらわずに、渋く、もちろんスウィング心を決して忘れずに、ワン・チューンごとに丁寧に仕上げたという印象のアルバムです。派手ではないけれど、いぶし銀の輝き。オーソドックスなジャズを好むファンには

東海岸の中級ホテルのバーで女の子と酒を飲みながら、 今でも好きな、別れてしまった以前の女の子のことを 思い出してしまっている男が目に浮かぶ。 外は靄っている。遠くに喧騒が聞こえる。 雨も降っているかもしれない。 少し酔ってはいるが、どんなに飲んでもこ