GENTLEMEN OF BACONGO

Daniele Tamagni

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861524998
ISBN 10 : 4861524997
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

武器を捨て平和を愛し、世界一服にお金をかける最高にエレガントでかっこいいコンゴの男たち=サプールを捉えた写真集『Gentlemen of Bacongo』、日本語版。

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • めろんラブ  さん

    鮮烈な印象を残す表紙に惹きつけれられて。コンゴでこのようなファッション文化が花開いていたとは。土埃が舞う中、色鮮やかなスーツを身にまとい、颯爽と闊歩する男たち。ページをめくるたび、驚きと興奮が。SAPE=サップとは、”おしゃれで優雅な紳士協会”の頭文字から。また、それを体現する人々をSapeur=サプールと呼び、「独自の礼儀作法、行動規範、そして強い倫理観を共有する」とあります。エレガンスに対する信仰が、精神性の高さ、更に非暴力の哲学へと繋がっていく様子に感銘を受けました。今年一番の眼福本です♪

  • zirou1984 さん

    サプールの存在は少し前から知っていたが、本書を読んで彼らサップの文化はコンゴの人々がかつての領主国フランス文化を模倣することから始まったと知って驚いた。それは消費という行為を、文化的植民地を転倒させる試みであり、衣服を纏いながらも着脱不可能な一つの人生における選択なのだ。貧しさの垣間見える、決して清潔とは言えない街中でエレガンスな衣装を着こなす彼らは同時に、強い倫理観と紳士たる礼節、そして非暴力の意志をも持ち合わせている。決して豊かな生活ではない者たちの、お洒落な服装による最高の復讐が写し出されている。

  • 帽子を編みます さん

    色が力を与えてくれます。写真に英文と訳文がついた眺めるための本でしょうか。首都ブラザビルがあるのはコンゴ共和国です、詳しい方でないと混乱しますね。最高にエレガントなダンディ、オシャレに全てをかけたサップたちが登場します。葉巻をくわえ、自分を生かすパリ、ロンドン(スコットランドのキルトもありました)のデザイナースーツ、帽子、靴、サスペンダー、タイ、カフスボタン、そして靴下。何もかも自分で考え見事な調和を見せます。泥道を最高なサップが歩いていき憧れの目で見つめる少年と握手する。彼らの強い心意気に私も憧れます。

  • むぎじる さん

    フランス統治時代のコンゴ。フランスのスタイルに憧れた人々が、「おしゃれで優雅な紳士協会(サップ)」を作り、そのスタイルを体現してる人々をサプールと呼ぶそうだ。日本には、「ボロは着てても心は錦」という言葉があるけれど、まったく正反対の文化を持っている。生活は豊かではないけれど、華やかな衣装に身を包み、心には優雅で崇高なサップの精神がある。サプールであることに誇りを持った男たちの美しさ(少数の女性も存在する)に、ほれぼれする写真集。

  • GAKU さん

    SAPEURS(サプール)とはSAPE(サップ)を体現する人々。SAPE(サップ)とは世界で最も高貴な紳士協会のひとつ。サプールたちは、独自の礼儀作法、行動規範、そして強い倫理観を共有する。世界一服にお金をかける最高にエレガントでかっこいいコンゴの男たち=サプールをとらえた写真集の日本語版。クリスチャン・ディオール、ヴェルサーチ等の高級で、派手な原色のスーツに身を包んだサプールたちは、もう最高にお洒落でカッコ良い。とてもじゃないが、日本人には真似できない伊達者達のスナップは見ているだけで楽しかった!

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