CD 輸入盤

Let's Get Lost

Cyrille Aimee (シリル・エイメー)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MAC1097
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ルーツとするマヌーシュ音楽、移住したアメリカの地平・・・不動のメンバーで音楽の地平を広げ、成長を遂げるエイメー
スウィンギーなリズムでの華麗なスキャットとノスタルジーも滲むPOP感覚が合いまったヴォーカル作品!


フランス人の父とドミニカ人の母の間にフランスで生まれ育ち、現在はニューヨークに拠点を移し活躍するシリル・エイメーのMack Avenueでの第2弾アルバム。

ギター2本とベース、ドラムという編成で、マヌーシュ・ギターの新星と脚光を集めたアドリアンはもちろん、メンバーも不動。基本路線は前作『It's a Good Day』の路線としていますが、本作は、グッとシンプルにアコースティックの柔らかさが魅力な一枚となりました。2013年11月にはミュージカル界のレジェンド、ステファン・ソンドハイムによって、ニューヨーク・シティ・センターのアンコール特別公演にもキャスティングされたエイメー。今回は、そのソンドハイム自身がエイメーのために選んだ記念すべき曲「Live Alone and Like It」をオープニングにすえ、カバー曲、オリジナル曲を7:3の割合で構成していますが、今までに増して、ルーツであるマヌーシュ音楽が自然に織り込まれてのオリジナルな路線!ニュートラルでありつつ、独自の世界をより進めた印象があります。お得意のスキャットもあまりにも魅力的。チェット・ベイカーでもおなじみのタイトル・トラック「Let's Get Lost」では、憂いも滲むテーマ部分と、リズムをシンプルに刻むギターをバックに、正確無比な歌唱を見せるヴォーカリーズのコントラストも鮮やか!またオスカー・ペティフォードのコンポジションによる曲「Laverne Walk」も、ベース一本をバックにして、自在に音楽を発展させていきます。

しかし、正確無比でありつつ、決して機械的にならず、優しさがにじむのが、エイメーの魅力。アメリカ生活が影響してか、今回は、どことなくアメリカのカントリー的な色彩も濃くなった印象。時おりフィーチャーされるスライド・ギターとアコースティックギターが交錯する演奏には、フォーク的な要素も。幼い頃から大きな影響を受けたマヌーシュ音楽のメランコリックなフィーリングと、アメリカーナなフィーリングが交わったPOPサウンドには、エイメーの新たな世界も垣間見せます。加えて、今回は、以前からおなじみの英語、フランス語に加え、母親の故郷の人々に捧げたというスペイン語の歌唱も披露(M3)。MPBの世界にも通じるサウダージも感じさせるラヴ・ソングには、また新たな魅力があります。2014年8月、ニューヨーク・タイムズも「微笑みを絶やさず華麗な役を見せる」と賞賛。

Cyrille Aimée (vo)
Adrien Moignard (g)
Michael Valeanu (g)
Sam Anning (b)
Rajiv Jayaweera (ds)
Matt Simmons (additional vo on M12)

収録曲   

  • 01. Live Alone and Like It
  • 02. There's a Lull in My Life
  • 03. Estrellitas y Duendes
  • 04. Lazy Afternoon
  • 05. Three Little Words
  • 06. T'es Beau tu Sais
  • 07. Let's Get Lost
  • 08. Samois a Moi
  • 09. Nine More Minutes
  • 10. Laverne Walk
  • 11. That Old Feeling
  • 12. Each Day
  • 13. Words

ユーザーレビュー

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