1曲目を聴いた瞬間からあっという間に彼女の世界に引き込まれ、 最後の曲まで一気に聴いてしまいました。 オリジナル曲からスタンダードナンバーまで、 全ての曲で彼女の魅力が余すところなく表現されています。 ジャズの初心者から上級者まで、 全ての人におすすめ出来る作品です。

アレンジがとても魅力的で、多彩。 千尋さんの音楽が自分の狭い世界をどんどん広げてくれる、そう感じた一枚です。 全曲通して楽しめ、ピアノの響きを堪能できます。

このアルバムは、山中千尋さんが詰まっていて、ライブを聞きに行ったかのように、千尋さんに触れることができる一枚であると思います。 ライブに行ったことのある人は、このアルバムを聞いて、きっと、山中さんの姿と演奏を思い出して、思わずニヤっとしてしまうでしょう。そして、繰り返し聞いてみたくなるに違いありません。 残念ながら、アルバムは聞いたことがあるけれど、ライブに行ったことがない人には、今までのアルバムと違って新しいものを感じるが、今までと変わらない千尋さんの意志の強さや情熱に触れることができると思います。 初めての人にとっても、千尋さんのやさしさや音楽へ対する真摯な気持ちに触れることが出来るはずです。 モチロン、素晴らしいジャズアルバムであることは言うまでもありません。 ぜひ、何度も聴いて欲しい一枚です。

試聴機で聴いた瞬間に衝撃を受けました。 凄すぎます。素晴らしい。 日本人でこんな感動したのは久しぶり です。

大西順子のSo Long Ericがステーキなら、山中千尋のSo Longはしゃぶしゃぶ。確かにJazzで良いことは良いのだが、何というか歌謡曲ジャズという印象である。甘い彼女より、アグレッシブな彼女のほうが素敵です。

　アコースティックな純粋ピアノトリオで、山中千尋さんのピアノの技が光ります。最初は、全体を流れるように、音とリズムとメロディーに身を任せつつ、つぎの楽しみも待っています。聴き進めて、聴き込むうちに、細部に込められた「表現」が見えてきて、さらにニヤリとさせられます。 　特に冒頭４曲は、一気に聴けてしまい、その快楽にはたまらないものがあります。７や９では、ラテンな味わいを楽しみつつ、テキーラを呑みましょう。 　ジャケットの裏側、両手を合わせている山中さんの横顔の写真を見ると、このアルバムに込められた思いが伝わってきます。 　そして、ベースのベン・ウィリアムズとドラムスのケンドリック・スコットのリズムセクションも聴きものです。

今回も、脱帽。 一曲目、「So Long」を数秒聴いただけで、好いアルバムであることを確信した。 その直感は見事に的中。 素晴らしいの一言だ。 彼女の真骨頂が、やはりトリオであることを、改めて実感できる一枚。

ﾃﾞﾋﾞｭｰ当時からずっと応援しています。最近のｱﾙﾊﾞﾑは自分の期待に満たないような印象がありましたが、期待大です。これからも応援していますのでJazz Funをわくわくさせるような音楽をお願いします。

アメリカでも実力派女性ピアニストとして認知されているだけあって、安定感があります。ドラムレス・トリオという構成でスタンダードナンバーを丁寧に演奏しています。彼女のオスカー・ピーターソンへの思いが伝わってきます。

待望のトリオアルバムの新作　まさにジャズの王道、この新譜に覆いに期待する。