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Chicano Batman (チカーノ・バットマン)

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  • 先ず… 輸入盤の洋楽系CDは歌詞カードとか付いてない...

    投稿日:2017/03/28

    先ず… 輸入盤の洋楽系CDは歌詞カードとか付いてないモノが多いけど、 コレには、ちゃんと折りたたみ式の歌詞カードが入っているので、 好印象だよね…あと、 その歌詞カードの最後のところに、 家族や関係者、そして活動を支え応援してくれるファンへの謝辞、 が記載されてあって…その、家族や関係者への謝辞のあと、 We dedicate this album to them and to our loyal fans for all their support over the years. Thank you, you make Chicano Batman possible. We love you dearly. と締め括ってあるのを見て、素朴に好感度が増した感じ… 家族や仕事関係者やファン達… 全てを大事にし感謝しつつ音楽活動を続けているんだな、 っていうのがさり気なく、伝わってきて。 で、中身は収録曲12曲で計40分という中身… 印象としては、 1960〜1970年代のレトロなラテン音楽要素を、 クリエイティヴに現代に蘇らせよう、という感じの Chicano Batman(チカーノ・バットマン)の音楽の基本路線ってのは、 コレまで通りで、 チカーノ・バットマン節とも言えるような、 このバンド独自のマッタリ系サウンド…そこでは、 1970年代とかの、 ジェイムズ・ブラウン的なソウルやファンク要素の定番フレーズ の引用があったり、 同じく70年代頃の特徴でもあるサイケデリック調な要素とか、 その他、スムーズジャズ的だったり、ロックやポップな要素も含まれてたり… で、総括すれば、主にマッタリとしたイージーリスニング的な楽曲群、 って感じで… ちょっとリラックスしてマッタリのんびりしたいな、 という時とか、お酒でも飲みながら、マッタリとしながら聴く、みたいな… そんな40分を過ごすのにもってこい、 なアルバム…という印象。 因みに、スペイン語の歌詞で歌っている曲は2曲のみで、 残りは英語歌詞、または楽器演奏だけの曲。 個人的には、今回のコレでは、 収録曲の内の4曲… 2曲目「Friendship (Is A Small Boat In A Storm)」 4曲目「Freedom Is Free」 10曲目「Run」 11曲目「The Taker Story」 のバックコーラスで参加している女性3人 (Mireya Ramos, Shae Fiol, Julie Acosta)が、 2008年にNY市で結成されたメンバーが全員女性のマリアチバンド Mariachi Flor De Toloache(マリアチ・フロール・デ・トロアチェ) …このバンドのメンバーは、 米国、プエルトリコ系、シンガポール系、ドミニカ共和国系、 イタリア系、キューバ系、コロンビア系、メキシコ系と多様性のある、 多国籍な、人種の坩堝なNY市を拠点にするバンドならではの顔触れなんだけど… そのバンドのメンバーの内の3人が、 同じく2008年に米国の反対側西海岸のロサンゼルスで結成された、 このチカーノ・バットマンのアルバムでコラボして、 バックコーラスで参加しているっていうのも、 へぇ、と思って興味が湧いた点の1つだったり…。 今月3月上旬に発売になったこのアルバムのことを自分が知ったのは、 1月上旬に、毎週聴いているNPRのAlt.Latinoで、 収録曲2曲目「Friendship (Is A Small Boat In A Storm)」 が放送内で流されて、その紹介の際に、 曲のMVで映っている女性達はマリアチ・フロール・デ・トロアチェのメンバーだ、 って言及されていたので… そっちのバンドも前々から気になっていたバンドの1つだったんで… そういうコラボって部分で、 今回、この新譜を買ってもいいかな、と購買意欲をそそられて… という面が、少なからずあった…個人的には、 そんな感じ。 …基本的には、お酒でも飲みながらマッタリとしながら聴く、 のに適した楽曲群だけれど… せっかく歌詞カードも付いてるしってことで、 その辺もチラチラ確認っていうか見ながら聴いてみると… やっぱ、 11曲目「The Taker Story」は、 ボーっと聴いてても、途中で、大量殺戮とか集団墓地とか、 大量虐殺と絶滅とか、そういう意味の単語が歌詞に含まれてるんで、 あれ?コレって政治的なメッセージ性のある曲なの? と気になったんだけど…まぁ、政治的メッセージってのとは違うかもだけど、 人類の生の営み、の歴史(の中のある側面)について歌った歌なのかな… みたいな…で、最後の部分の歌詞が、 一番のメッセージってことなのかな…コレは、 人類が繰り返してきた血塗られた歴史のようなモノを歌いつつ、 そういう殺し合いのない平和な世界を願う、 っていう、そういう歌だってことかな…あの、終盤の… Take the dagger out your mind. Take the Taker out your soul. When you do you’ll find The Taker’s lost control. っていう歌詞は… 「Take the dagger out your mind.」 と 「Take the Taker out your soul.」 を皆が実践出来れば、血塗られた連鎖から解き放たれる… 的な意味合いなんでしょ… …まぁ、現実的には、実践出来ないから、 殺し合いや紛争はなくならない…とも言えるんだけど…。 とりあえず、 こんな歌詞内容の曲も歌うんだな、的な、そういう観点も含めて、 へぇ、とインパクトを感じた曲だったな、 という感じ。 コレまで、そういうメッセージ性のある曲を歌うバンドっていう認識を、 特に抱いていなかったんで…、 マッタリとしたイージーリスニング系なモノだけやってるわけじゃ、 なかったんだな、と。 個人的に印象に残った他の曲… 7曲目「Flecha Al Sol」(フレッチャ・アル・ソル/Arrow to the Sun) のサビのとことか、耳に残るんだけど… 最初、太陽に向けて放つ矢、って何のことなんだろう? と思ってたけど、少し確認すると…アコマ・プエブロの昔話だか民話だか、 ってのがあって、父親が太陽神らしいという少年が、 父親を探して試練の旅をして…というようなアレがあるらしい… 1973年に短編映画化されて1974年に絵本になり1975年にコールデコット賞 という米国の子供向け絵本の優秀なモノに授与される賞を受賞している、 らしい…だから、米国では有名な話、を下敷きにした歌、 ってことなのかな… みたいな、ともかく色んな意味で印象に残った… それと、 2曲目「Friendship (Is A Small Boat In A Storm)」も、 この曲名のフレーズが、バックコーラスで何度も何度も連呼されるんで、 耳に残るのと、曲の締め括り方が、 ジェイムズ・ブラウン的なソウルやファンク要素の定番フレーズを使っての、 ああいう終わらせ方が、カッコよく決まってて、 印象に残るよな…と、 あと、3曲目「Angel Child」も、 ジェイムズ・ブラウン的なソウルやファンク要素を取り入れつつも、 他の音楽要素と融合させて曲調が変化していく様… 変化させたり戻したり…とかも面白い感じで…とか…何だかんだで、 じっくり聴けば、 全ての収録曲夫々に、へぇ、と思う部分があるな… ってことで、 今回の新譜、そこそこの好印象度と満足度なんで… その、このバンドのアルバムを実際に買うのは今回が初めてで、 前作の「CYCLES OF EXISTENTIAL RHYME」(2014) とかは、上述のAlt.Latinoで何度も紹介されてたけど、 そういう放送で聴く程度で十分かなって感じで買おうとは思わなかったんだけど、 また今度縁があれば、 2010年や2014年のアルバムとかも、購入を検討してもいいかな、 と思ったり…。 まぁでも、とりあえず、当面は、 今回のコレを、もう暫く、繰り返し繰り返し聴いて楽しんで、 後のことは、またソレから考えればいいかな… と、個人的には、そんな感じです。

    ♂猫Junn-Junn さん |40代

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