Original Album Seriesと比べれば割高ですが、これだけで全作品が揃うのでいい企画です。

この3枚目のアルバムを最後に、リーダー、ビル・チェイスを含む４人が飛行機 事故で亡くなるという悲惨な最期で消滅した「チェイス」。私が高一の夏だった 当時の悲しみは今でもよく覚えています。 　CDの時代になって、1stアルバムは、1995年に発売されたが、他の２枚は なかなか発売されなかったので、待ちわびていた。 　このアルバムからは、シンセサイザーも加わって、音楽性の転換も楽しみな バンドだったのに、これが遺作となるとは・・・・・ 　1974年に発売されたLPも、非常に音質が良かったが、このCDはリマスターの せいか、さらに音質は向上しているようだ。 　ただ少し欲うを言えば、オリジナルLPは、SQ方式の４CH録音だったので、 SACDでの4CHを出して欲しい。

本作は９５年、ソニーの「名盤探検隊」で初CD化されて以来、９６年にはOne Wayレーベルから、２００８年にはWounded Birdレーベルから3on2という形で、それぞれリリースされているのだが、いずれも最初のソニーから発売された時のマスターに準拠していたものと思われ、ヴォーカルとトランペットはクリアだが、リズム・セクションはモコモコの音質だった。 今回の「２０１２年DSDマスタリング」で、そのへんがどう改善されるのか、されないのか。されていれば、間違いなく５つ星。 このバンドは今回同時発売となる第３作「Pure Music」発表後のツアー中に飛行機事故に遭い、リーダーであるビル・チェイスを含む過半のメンバーが亡くなっている。また、１作目の時は話題を集めたが、それ以降は低迷しており、もう２度と新たなマスターでの発売など望めないだろうと思っていたところが、今回の切り口は「ブラス・ロック名盤選」。「その手があったか」と喜んだものの、そこに不安が残る。 ここでは期待を込めて５つ星をつけておきたい。ただし、改善されていない場合は、この評価は無効なので、よろしく。 ちなみに、今までの再発盤はすべて「持っている」。

　中学生の時来日し、テレビでステージを放映、かじりついて観てました。当時はフリーやプロコルハルム、テンイヤズアフター等々テレビで見れましたが、あの頃のフィルムは無いんですかね？観たいもんですが。ヤングミュージックショウやナウエクスプロージョンといったテレビ番組も新聞のテレビ欄を毎日チェックし観たもんでした。 　チェイスは黒い炎のシングル盤を小遣いで買ったのが始まりで、その直後に来日、９人のメンバーでラストにひとりづつマイクに向かって何やら一言...セレブレイ　セレブレイ　ダンスザミュージック...だったかな？印象に残ってますが、当時プログレを良く聞いてたのでアルバム「エニア」は特に好きでした。正直３枚目のアルバムはこれを購入し初めて聞きましたが、ほんとお得なＣＤですな！ 　 　

チェイスの凄さはビルを筆頭としたtp軍団だけではない。ヴォーカリストは皆白人なのに、このソウルフルな上手さは何だ？こんなにカッコいいヴォーカリストたちが、そっくり音楽界から消えたなんて、あまりにもったいない！特に２作目の”Ennea”のÅ面(冒頭)６曲は最高である。知らない方、必聴です！ しかし同内容なのに、ＵＳ盤とＵＫ盤でレーベルも装丁も異なるということは、一体この音源の権利はどこにあるのだろう？こうなるとオリジナルのEpicレーベルの日本での紙ジャケ化は絶望的なのだろうか？いちおうソニーさんには、紙ジャケ化リクエストをメールしたけど…。

オリジナルのステレオ.ヴァージョンでとうとう全てのアルバムがCD化されました！即購入です。１枚目の国内盤は音が今ひとつだったのですが、これで満足です。それにCD化されていなかった３枚目まで入ってくるとは驚き！！爽快なブラスロックを改めて聴きなおしたいと思います。

Chaseは本当に素晴らしいグループでした。飛行機事故でメンバーの大半が亡くなってしまい解散を余儀なくされた悲惨な結末をたどりましたが、彼らの音楽は永遠です。当時ChiccagoやBS＆Tなどがブラスロックとして持てはやされていましたが、Chaseのきらびやかさ、スリリングな構成には色を無くします。ボーカルのパワフルさも出色であり、ほんとに残念です。このアルバムは当時はやっていた４チャンネルステレオシステムの音でメリハリのないボワンとした音になっています。海外で１〜３枚目までの全てが入った２in１がステレオバージョンで出ていますのでそちらを絶対買って聴いてみて下さい！！

買いなおそうと皆様のレヴュー見たらオトもひとつとのこと。どうするかな・・。もう出現と同時に完成されたいわゆるブラスロックはマネすら不可能。日本人無理です。この熱いためらい無きバンド、残念な結末を忘れたい。元気満載鬱退散兎に角前へ。

懐かしいの一言。生まれて初めてＲＯＣＫコンサートを見に行ったのがチェイスでした。シカゴやＢＳ＆Ｔなどのブラス・ロック全盛に、トランペット４本のホーン・セクションが新鮮だった。昔は、収録時間が少ないので、このようなＣＤが編集されるのであろう。ＬＰ３枚分が１枚のディスクに収まっていますので、超お徳盤。

大ヒットの「黒い炎」、音が左右に分離しすぎて、アナログを聴き慣れた耳には違和感があります。ディスク１にはアウトテイク類を詰め込んで欲しかったですね。でも、お買い得です。