スウェーデン・ポップの新星というべき5人組による国際的なデビューアルバム(国内では1枚リリース済)。どの曲も非常に聴くやすく、キャッチーな仕上がり。オープニングを飾る”Scenes from a Sunny Dream”と”Don’t You Ever Wonder”の2曲だけをとっても、ケイトリンが類稀なるポップセンスを備えたバンドであることがわかる。ボーカルのオスカーとヘレナの絶妙なハーモニーも大きな魅力であり、レーベルの後押しがあれば日本でも人気を博したはず。他にも”Wanda”や”The Art”、”Secrets”など多様な秀作が目白押し。