Bruckner / Mahler

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  • まず、マーラーの交響曲第7番。1960年の録音で、...

    投稿日:2012/07/10

    まず、マーラーの交響曲第7番。1960年の録音で、オケはハレ管弦楽団とBBCノーザン交響楽団の合同。モノラルで鮮度と潤いはない音ながら、意外にレンジは広く、迫力はあります。私、この演奏を聴いて衝撃を受けました。少なくともディスク史上では「名演」に長いこと恵まれなかった第7番。60年代録音のバーンスタインやハイティンクの一回目の録音はただ音にしただけのような感じで、「どう演奏すればいいかわからなかったのでは」と評されることもあるくらい。クレンペラーのは一部にカルト的人気を持ちますが、正直、奇演怪演です。クーベリックのセッション録音はかつて「名演」と言われましたが、快速テンポで駆け抜けた淡白な感じで、人工的響きの録音のせいもあって、特に持ち上げるほどでもないように思います。80年ごろから急速に名演が出てくるようになり、この曲の魅力に親しめるようになったというのが、私の第7番歴であります。ところが1960年のこの演奏、バルビローリ卿のアプローチはまさしく完璧。適切なテンポで遅滞なく曲は進み、屈折した抒情と、妙に陽性の迫力とが、実に確かな味わいを持って表現されています。オケははっきりいって下手ですよ。金管はしょっちゅう間違うし、打楽器も入りをミスするし、イカン個所はいっぱいあります。でも、バルビローリさんのリードが見事なので、そんな欠点とも思われません。1960年段階で、この曲はもうこうして確かな理解者・再現者を得ていたのですよ!本当に演奏史に関する認識を改めさせられた貴重な録音。ラストの強烈な一撃に大喝さいであります。ブルックナーも実にストレートな演奏で、情熱の高まりがうねるようで、勢いと元気に満ちた表現。こちらはハレ管がよくやっています。正直、購入時はそんなに期待しなかったアルバムなんですけど、聴いてみて衝撃と感動とで、喜ぶと同時に複雑な気にもなりました。興味関心のある方はぜひお聴きを。お薦めします。

    ほんず内閣総理大臣 さん

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  • このセット、2015年の発売となっていますが、これはあ...

    投稿日:2015/10/14

    このセット、2015年の発売となっていますが、これはあくまで再発日で、実際は1999年に出たものそのままですね。前の方が書かれていますが、ブル6、マラ9が含まれません。これは、両曲のディスクが、このセットと同時期に発売された新譜だったため含まれなかった、という事情があります。なぜ今頃、この形で再発するのかは謎ですが、もし装丁も当時のままなら、2枚組プラケースが5組の分厚いものとなるはずです。デッカには、できればドホナーニの全録音集成のボックスを出していただきたいところです。いわゆる「巨匠的」な芸風と無縁であったためか、やたらと日本で評価の低かったドホナーニですが、そのシャープでソリッドなスタイルは、曲とマッチすると素晴らしい効果を生みます。このセットの中では、ブル7、9、マラ4、5あたりは実に見事なものです。

    SeaCrow さん

    6

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