ブラザーズ・ジョンソンの5作目。それまでのクインシー・ジョーンズのプロデュースを離れ、セルフ・プロデュースになっている。内容は決して悪くはない。しかし、�A�D�F�H�I等、多分にロック（？）を意識した感があり、それは、彼らにとって新しい試みに挑戦しているということなのだが、�@�B�Gで見られるいつもの軽快なファンキー野郎ぶりが全体としては後退してしまい、今一つ乗り切れない。あらためて、プロデューサーの重要性、さらには、クインシー・ジョーンズの偉大さを認識させる1枚となった。

ブラザーズ・ジョンソンの4作目。これまでのブラコン・フュージョン調からディスコ調になってきたが、彼ら独自のフレーバーがある点を高く評価する。クインシー・ジョーンズは、この作品をもって、ブラザーズ・ジョンソンのプロデュースを終わり、マイケル・ジャクソンのプロデュースを進めていくのだが、小生は、当時、マイケル・ジャクソンなんかよりも、ブラザーズ・ジョンソンのほうが格段にええのや、とそこいら中に息巻いていたものだが、その後の活躍ぶりや人気は、マイケル・ジャクソンに完璧に、コテンパンに負けましたなあ。世間の評価とは、そういうものですなあ。その、マイケル・ジャクソンも亡くなりまして、時間が立つのが早いですなあ。しかし、小生は、やっぱりブラザーズ・ジョンソンのほうがええと思いますわ。おっと、このアルバムにもマイケル・ジャクソンがバック・ヴォーカルで出てますな。

１０数件ＣＤ屋さんを回ってようやく今日見付けました。僕は本ＣＤを買う前はベスト盤を買いまして、その中に入っている〈IN THE WAY〉と〈THE REAL〉に填まりました。ベスト盤のライナーノーツを読むとＴＯＴＯのメンバーが参加してるとの事でした。元々、ｱﾒﾘｶﾝﾛｯｸが好きな僕はＴＯＴＯもやっぱり好きで、今回このアルバムを探すに至りました。さて、本作ですが、発売当時ＡＯＲ寄りだということで、賛否両論あったようですが、僕は十分ＦＵＮＫしてると思います。コテコテのファンク好きには厳しいかもしれませんが、かなり格好良いアルバムだと思います。スラップベースが好きでルイスジョンソンのプレイが好きな方は絶対買いだと思います。

一時はヤフオクで５万円で取引されていたＣＤのリイシュー。待ち望んでいましたよ！すり減ったＬＰからやっと卒業です。うれしい！「ＬＰ持ってるからいいや。」ってＣＤ買うのをためらっているうちに店頭から消え去り、後悔の日々。止まない雨は無いという感じです。

クインシー・ジョーンズがプロデュースしたブラザーズ・ジョンソンの初期４作は、本当に素晴らしい作品群である。本作（第２作）は、デイブ・グルーシンの影響もあってか、最もフュージョンよりで、�B�Eのインストゥルメンタルを始めとして、３０年経ってもとてもフレッシュでブリリアントな傑作アルバム。

クインシー・ジョーンズがプロデュースしたブラザーズ・ジョンソンの初期４作は、本当に素晴らしい作品群である。ブラック・ファンクを根源に持ちながら、知的で洗練されていて、録音から約３０年も経つのに色褪せない点が凡百のソウル・バンド、フュージョン・バンドと異なるところだ。また、本アルバムでは�Gのようなインストゥルメンタル・ナンバーが必ず入っていて、これがなかなか印象的だ。４作いずれも甲乙つけがたいが、ファンク色は、これが一番か。

クインシー・ジョーンズがプロデュースしたブラザーズ・ジョンソンの初期４作は、本当に素晴らしい作品群である。本作はデビュー作ながら、クオリティの高さは驚異的だ。もちろん、クインシー、デイヴ・グルーシン、ハーヴェイ・メイソン等、一流どころのバックアップがあってのことなのだが、その中にあって、自分達のカラーを明確に出しているところは大いに評価できる。�A�Cのインストゥルメンタル、陰影に富む�Fが出色。

スラップの参考cdとしてよく挙げられる本作品ですが、ミックスのおかげでベースがよく聞き取れません。他にグラハムのいかしたファンキーラジオも良く挙げられますがあちらはベースが前面に押し出されています。が、アルバムとしての完成度はこちらの方が上。良い仕事してます。両方買うのが一番かな。

確かに2人とも年をとったが（特にルイスは、髪の毛が後退したな）、これはこれで面白いと思う。しかし、彼らも過去の遺産に頼るようになってしまったか。サウンドミキシングをもっと工夫しすれば、もう少しノリが良くなったのでは。

オークランドの眩しい日差し浴びながら、ブラジョン兄弟いい塩梅で?演奏してますが、二人もだいぶ年をとった感じは否めませんなあ。とりあえずファンなので買ってみました、はい。