現在ではただ単に様々なジャンルををミックスさせては新しい音楽だとか言っているが、このアルバムはそんなものを過去のものにしてしまうような新鮮さがあります。 独創的で魅惑的な混沌… よく聴きます。

狂気と冷気が入り交じる｡ﾘｽﾞﾑはどこまでも私という人格を墜落させる｡声とﾒﾛﾃﾞｨｰによって微かに自我を保つのだが自己破壊の序章に過ぎなかった事に後で気が付く｡恐ろしくでもﾋﾀﾋﾀと迫る悪魔であり天使の様な音。

『ｷﾁ●ｲﾌﾞﾘｼﾞｯﾄ』のﾀｲﾄﾙ通りｴｷｾﾝﾄﾘｯｸな魅力に満ちたﾌｧｰｽﾄ｡とは言え時代が時代ですから､可愛いｷﾁ●ｲぶりです｡

B･ﾌｫﾝﾃｰﾇといえば｢ﾗｼﾞｵのように｣が有名だが､彼女の個性が最も良く表れているのはこれだと思う｡泣いて､叫んで､感情を音楽で率直に吐露しています｡言葉選びにも稀なｾﾝｽを感じる｡ﾋﾞｮｰｸが好きに人にもお薦めしたい一枚です。

聴けば聴くほど気持ち悪くなってくる｡これほど薄気味悪い音楽そうはない｡詞も平易なﾌﾗﾝｽ語ながら狂的で慄然とさせる｡東洋的な前衛Jazzもおどろおどろしい。 ある意味非常にﾌﾗﾝｽ的な音楽｡やばすぎ｡とにかく聴いてください

待望のＣＤ化しかも新装版。親切な訳詞も良いので、日本版でどうぞ。でも落とされた曲はどんなだったっけ？

　気怠い日曜の午後、古ぼけたラジオをひねっていると、入るはずのない周波数から聞こえてくる怪しい音・・・そんな感じです、このアルバムは。

鳥肌もの！ どの瞬間も素晴らしく飽きることがない。 耳が肥えます。聴くべし。

とても不思議なアルバムだ。いや「不思議」というだけでは言い足りないかも知れない。そしてこの不思議さはヘッドホンで聴いてみると深く味わえる。ひとつひとつの音の処理にこだわりがあるからだ。とりわけ音の定位に工夫がされている。このアルバムを楽しむには、尋常では

タイトル通り、Genre HumainとMorceaux De Choixの２枚組み。Genre Humainはふたたびラジオのようにというタイトルで国内盤が出ているけれどこっちはもう廃盤。変わってMorceaux De Choixはブリジット・フォンテーヌのベストアルバムで輸入盤only。なんでこの二つをくみ合わ