Brahms / Schubert レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

41件
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  • 54年4月のブラ3は3種持っている。このPOCG2361,F...

    投稿日:2024/02/22

    54年4月のブラ3は3種持っている。このPOCG2361,F26G20363,AUDITEである。通常の意味で一番音がよいと思うのが、Auditeで(分離、音の伸び等申し分ないが音色がやや暗め)、2番目がPOCG2361で音色も豊かで音圧もある。そして、F26Gの順である。ただし、装置等換われば違う結果が出るのは当然である。私が一番好むのはF26G20363で、、音がやや漂白されているがゆったりとした音の運びで呼吸も深く聴いていて一番心に入ってくるのがこのCDである。何故か、多分音色が私好みなのだろうと思う。私は、CDを聴くにあたり何より大切にしているのは音色で、そのため、CDごとにRCAコードを替えることしばしばである。ブラ3はもちろん、(未完成)もEMI録音 も含めフルトヴェングラーのがベストだと思っている。何もかも他演とは次元の違う感動を与えてくれる。

    robin さん

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  • 音の響きに輝きがあり生命力の強さのようなものを感じ...

    投稿日:2024/02/19

    音の響きに輝きがあり生命力の強さのようなものを感じる。それは、演奏そのものも当然そうである。要するに、2曲共演奏が力強く生きていると言えよう。他の指揮者の演奏とは次元が違うのではと思わせるような、音楽を超えた感動が秘められている。これから何十年も愛好者に聴かれ愛されるブラ3であり未完成であると信じて疑わない、そのように思わせる演奏である。初めから終わりまで圧倒的と言えよう。

    robin さん

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  • (未完成)はかなりデモリッシュな響きであるが内容が...

    投稿日:2024/02/03

    (未完成)はかなりデモリッシュな響きであるが内容が詰まっているので聴きごたえがある。この曲はしっとりと美しく恋心を秘めたような曲ではなく、孤独な内なる迫力を秘めた力強い曲かも知れない。そういう風に考えさせられた演奏である。ブラームスも昔聴いた印象と違い、感心し納得した演奏である。ブラームスが聴いて一番納得するのは、フルトヴェングラーのような演奏でなく、バルビローリのようなゆったりとした美しい演奏ではないかと思っている。その演奏は私自身はちょっとついていきかねるが。カルロスの演奏は両曲共に上位ランクの演奏で、はっきり言えることは、これだけの演奏は今日有りそうでない、ということである。星5でもよいが、フルトヴェングラーやワルターの演奏があるので星4、録音も良い。

    robin さん

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  • このフィリップス録音のほうが世評は高いが、私はウィ...

    投稿日:2024/01/16

    このフィリップス録音のほうが世評は高いが、私はウィーン・フィルとの2番のほうが良いと思うし好きである。多少録音は古くなっているが美しさと集中力で勝っていると思う。ベルチャッハを思い浮かべさせるウィーンフィルに比べればこちらのほうは何となく平板な印象である。

    robin さん

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  • 本盤演奏作品の内、ブラームスの交響曲第2番と「大学...

    投稿日:2013/12/02

    本盤演奏作品の内、ブラームスの交響曲第2番と「大学祝典序曲」を両曲カップリングLPで聴いていますのでレビュー書き込みさせていただきます。ブラームス交響曲についてはモントゥーの場合 第2番が曲的には合っているのか結構録音を重ねている様で1945年SFSO(タイムトータル36’24)、1951年SFSO(タイムトータル35’05)、1953年NBCSO(ライブ、タイム未確認)、1959年VPO(タイム@20’21A9’15B5’02C8’55)そして本盤演奏の1962年LSO(同@20’27A8’31B5’11C9’12)といった具合です。最晩年1963年LSOとの大阪でのこの第2番交響曲演奏会で指揮台までヨロヨロと手を引かれながらたどり着きバトンを構え演奏に入ったらすぐシャキとなった当時の様子が今でも伝えられており・・・翌1964年に亡くなりました。さて、本盤は来日前年の1962年モントゥはもう87歳の時そのLSOを振っての録音であります。全体本当に年齢を念頭に置くと何と骨太で意気軒昂な音楽作りなのでしょう。この第2番自体ブラームスの長年苦労の末誕生したあの第1番交響曲のあとの肩をいからせていない曲だけにモントゥーにより適した感じになって第1楽章では反復部もあって伸びやかな運びが特徴であります。正直言って聴き様によってはややオーケストラ任せのスゲない部分もありますが後段に向っての高揚ぶりは流石です。第2楽章は比較的テンポは速くインテンポで進められますが滋味溢れる彼の味わいは素晴らしいですね。若干平板に第3楽章を経て最終楽章は豪快と言える程のタッチで展開して行きます、この楽章全体のテイストをこんな風にした為とティンパニーの音録りが少し抑え目なのがこの交響曲で管楽器も総動員のクライマックスでの映え具合が単調気味にも感ずる時がありますが年齢からするこの推進力(LSOの自発力含めます)は素晴らしいです。併録1962年演奏の「大学祝典序曲」(タイム10’16)は元気良い学生歌(その内一部は小生の年代ではラジオ受験講座のテーマ曲にもなっていましたね)を折り込んだ質実剛健な感じに仕上がっています。なお、残念ながら併録の1963年ACOを振ってのシューベルト交響曲第8番「未完成」(タイム@13’06A12’17)は未聴でありますが正に生涯現役の典型での仕事を遺して逝ったモントゥーでありました。ちょっと今、今年初めに101歳で亡くなった「くじけないで」の生涯詩人の柴田トヨさんが思い浮かびました・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

    一人のクラシックオールドファン さん

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  • 亡きカルロスへのトリビュート・アルバム。「トリスタ...

    投稿日:2013/08/02

    亡きカルロスへのトリビュート・アルバム。「トリスタン」はほんのさわりだから別として、「未完成」とブラームスという大プログラム。で、このうちでは「未完成」が断然すばらしいと思います。指揮者の意思がこんなに全編通いまくった「未完成」は聴いたことがありません。各声部のバランスや旋律線の受け渡しなど、実に鮮やかなもの。そして二つの楽章のテンポ設定もなるほどと思わせるもの。第2楽章をゆっくり目にとって第1楽章とコントラストをつけるタイプの演奏が多いですが、カルロスはほぼ同じテンポ。しかし、表情付けが繊細で凝っているので、十分に鮮やかな対比・変化がついております。こうした究極の人工性を持ちながら、聴こえる音楽は実に自然。この「未完成」は、彼の偏執狂的なこだわりが最高にプラスに働いた名演といえましょう。一方のブラームスはそこまでの完成度はないかなあ。やっぱりその細部へのこだわり方が、こちらでは楽想の表わす「気分」と必ずしもマッチしていない気がします。なんかもっと「気持ち」をそのまま羽ばたかせた方が魅力的でしたかね。いい演奏であることは確かながら、それにとどまるかな。いずれの曲もウィーンフィルが実に厳しいプロならではの演奏を聴かせます。ウィーンフィルの魅力ではなく、(凄みのある)力を示していますね。録音は優秀。個人的には、カルロスさんは伝説・神話が先に立ち過ぎで、真に実力を発揮した録音はそんなにないと思いますが、大変な人だったことはこのアルバムでもよくわかります。

    ほんず内閣総理大臣 さん

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  • 実に見事な追悼アルバムです。CDデビュー後、極端に...

    投稿日:2012/02/01

    実に見事な追悼アルバムです。CDデビュー後、極端に取り上げる曲が減っていったカルロス。そんな彼の遺産の中から選ばれた3曲。バイロイト鮮烈デビューの「トリスタン」、晩年は振らなくなってしまった「未完成」、終生愛したブラームス。いずれの演奏からも共通して感じ取れるのは凄まじいばかりの生命力、と言ったら良いのだろうか。まだどこかのオケでドタキャンしているニュースが飛び込んでくるような気がする。

    淳メーカー さん |50代

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  • 「未完成」は原譜の「<、>」記号を、従来の「クレッ...

    投稿日:2011/09/23

    「未完成」は原譜の「<、>」記号を、従来の「クレッシェンド・ディミヌエンド」(ワルター、ベーム、カラヤンなどほとんどはこっち)という理解ではなく、「アクセント」と解釈する演奏の走りとなったものだ。今ではアーノンクールら古楽系指揮者では普通にみられるスタイルだが、このLPが出た1980年頃には驚きをもって受け止められたことを覚えている。ウィーンフィルの美しいサウンドが懐かしいが、ここでのカルロスはむしろ、そのグラマラスな響きに頼るメロドラマ的な予定調和を拒み、鋭角的なサウンドで挑発的に仕掛けてくる。一見、明暗のコントラストがはっきりしたテンポの速い爽やかな演奏という風に思えるが、何度か聴きこむうちに、軽やかな装いの下に、どす黒く暗い情念があるのに気づかされる。この一枚がなければアーノンクール・コンセルトヘボウの名盤も出てこなかったかもしれないと思わされる画期的な1枚だ。一方、ブラームスの4番はウィーンフィルのグラマーな響きを最大限に生かし、踊りたくなるような美しく生命感にあふれた演奏になっている。晩年のブラームスの寂寥感や冬のドイツの風景、重厚といったこの曲について回るイメージを拒否して、あくまで独自のVividな音楽づくりに徹している。そこが好みを分かつところだろう。いずれも貧乏中学生の頃初めてFMで聴いた時「なんじゃ?」と違和感をもったものだが、歳を重ねるにつれ、妙に好きになってくる演奏の一つだ。

    eroicka さん

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  • ベーム/VPO演奏でシューベルトの未完成交響曲とブラー...

    投稿日:2010/03/11

    ベーム/VPO演奏でシューベルトの未完成交響曲とブラームス交響曲第1番セットの盤は数種ある様で本盤演奏を1940年代という前提でコメントいたしますが、同じソースなのか後述するように自信がありません。先ずブラームス交響曲第1番から入りますとこの曲はベームに合った曲というか特に私は1959年DGでBPOを振って録った演奏盤(タイム@12’29A9’21B4’33C16’34)の妥協しないドイツ武骨さと颯爽さが混じった分が忘れられない者であります。VPOとの1954年ライブ盤(タイム@13’11A10’35B4’05C16’21)や我々には身近な1975年全集盤(同@13’43A10’50B4’35C17’20)、同年東京ライブ盤(同@14’13A10’41B5’04C18’05)なども全て聴いたわけではありませんが中々ベームの増加しつつある味わいがする名演として知られております。そうした事を頭に置きながらさて1940年前後のVPO演奏本盤は私の聴いている盤がタイム@14’27A9’29B4’50C17’02となっており情報として入手した一例@13’18A9’30B4’27C17’06とは明らかに異なっており私の聴いている盤の第1楽章は展開部でやたらテンポというか歩幅を大きく取りそれが時として宙ぶらりんになってしまいそうな危うさに繋がりそうな感じがしました。ただ最終楽章に向かってはベームの実直な取り組みが活きた素晴らしい演奏に帰結しております。「未完成交響曲」はこの旧録音が@13’32A10’18と第1楽章は反復を含んでのタイムで同じ1940年代録音のタイム情報@12’19A12’55と大きく異なるのは気になる処ではあります。音源自体の問題かもしれません。しかし私の聴いている「未完成」は抑制のとれた知情バランスの良いものです。いずれにしても本盤演奏が私の聴いている盤と録音時期が似ているだけで同一という確信は正直得ていないのですがベームの若い頃の芸風を知る格好の物かと思います。取りあえずOKラインとしておきましょう。このように私たちがこだわっている演奏音源について突き詰めれば甚だ頼りない物で極論すればベーム/VPOとなっていても実は全く違った演奏かもしれないことがあり得るわけです。コンピーターで例えばベーム風な演奏を制作してベーム演奏だとされても少なくとも私にはそれを聴き抜く能力は備わっていないという告白をしなければなりません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

    一人のクラシックオールドファン さん

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  • 諸氏の書き込んでおられる事・・一々ご尤も、最初のリ...

    投稿日:2008/09/04

    諸氏の書き込んでおられる事・・一々ご尤も、最初のリリースからこれほど話題になったブラームス4番も数少ないでしょう。私の感ずる事はとにかく元気のある同曲であるということです。「元気がある」・・・何気ない決め箇所で「しゃくりあげる」ようなそれもVPOの柔らかい響強音で処理して行くのはこの指揮者天性のものなのでしょう。この曲が男の晩秋雰囲気(これもブラームス自身がどの程度意図したか?・・後年の愛好家評価の蓄積の結果かも?)とすればそれとは一線を隔するものであり別のベクトルをこの演奏に求めるべき素晴らしい出来上がりです。

    一人のクラシックオールドファン さん

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