CD 輸入盤

ハンス・クナッパーツブッシュの遺産〜ターラ編(6CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC4131
組み枚数
:
6
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


この型破りの大芸術を享受できない人は不幸である。(宇野功芳)
宇野功芳が選んだ怪物クナの“黄金の名演”CD、
ターラ原盤からのリマスター復刻でよみがえる!


宇野功芳が選んだクナッパーツブッシュ(仏ターラ盤)の“黄金の名演”CD! 2012年にキングレコードから「クナッパーツブッシュ至高の遺産(監修:宇野功芳)」(全10タイトル)で発売されましたが、その後ターラ(TAHRA)は活動を停止してしまい、輸入盤は入手困難になっていました。今回、6タイトルが、キング関口台スタジオでの最新リマスタリングにより、6CD企画として復活! もともと復刻技術に定評あるターラ社の正規音源から音質面もさらに改善された、クナッパーツブッシュの「遺産」をこの機会にお忘れなきようお求めください。ブックレット(20ページ予定)には、宇野功芳&平林直哉、両氏による貴重な解説・批評文を掲載しています。(販売元情報)

【ライナーノートに転載された「宇野功芳のディスク批評」より(抜粋)】
Disc1:残響のあるふっくらとした録音で雰囲気満点、ブレーメン盤のようにやっていることが目立たず、クナの「エロイカ」の中ではこれが最も芸術的である。
Disc2:初めてクナの3番に接した思い出のレコードである。昭和四十年代の終わり、それまでにも彼の数々の凄演に接し、その巨人ぶりに圧倒されていたが、このブラームスこそ決定打、おそらくワーグナーを除けばクナのベスト曲といえよう。
Disc3:(ジークフリート牧歌)さすがはクナ、こんな小曲を振ってもブルーノ・ワルターやフルトヴェングラーのはるかに上をゆく。そして振る度に基本は同じでも新しい魅力が満載されているのだ。(ブラームス4番)クナのブラームスではなんといってもまず3番、つぎにはこの4番が凄絶だ。このCDを聴かないで、他の演奏についてあれこれ言っている人が気の毒になる。
Disc4:クナがたどりついた最後の8番である。56年盤の表現をさらに遅く、さらに極大に、さらに内容的に凄みを増した解釈で、われわれの考えるこの曲のイメージからは最も遠く、しかしクナの芸術としては最も高い境地に達したものといえよう。
Disc5:クナはシューマンの交響曲では4番をことのほか好んでいたようで、CDを聴いているとその理由が分る。
Disc6:クナの唯一の「アイネ・クライネ」であるが、その味の濃い名表現に心底びっくりし、かつ感動した。これは彼の録音の中でも特筆大書すべきものだと思う。(販売元情報)

【収録情報】

Disc1 原盤:仏ターラ(TAH294)(P)1998
● ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』

 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

 録音:1953年12月17日 ヘルクレスザール、ミュンヘン(ライヴ)

Disc2 原盤:仏ターラ(TAH322)(P)1998
ブラームス:
1. 交響曲第2番ニ長調 op.73
2. 交響曲第3番ヘ長調 op.90


 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

 録音:
 1944年3月26日 マズーレンアレー放送局、ベルリン(放送録音)(1)
 1944年9月9日 バーデンバーデン(放送録音) (2)

Disc3 原盤:仏ターラ(TAH606)(P)2007
● ワーグナー:ジークフリート牧歌
● ブラームス:交響曲第4番ホ短調 op.98

 ケルン放送交響楽団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

 録音:1953年5月8日 フンクハウス、ケルン(ライヴ)

Disc4 原盤:仏ターラ(TAH134)(P)1995
ベートーヴェン:
1. ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73『皇帝』
2. 交響曲第8番ヘ長調 op.93


 パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ:1)
 北ドイツ放送交響楽団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

 録音:1960年3月14日 ムジークハレ、ハンブルク(放送録音)

Disc5 原盤:仏ターラ(TAH608)(P)2007
1. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58
2. シューマン:交響曲第4番ニ短調 op.120


 ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ:1)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
 シュターツカペレ・ドレスデン(2)
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

 録音:
 1954年1月17日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)(1)
 1956年11月4日 シュターツテアター、ドレスデン(ライヴ)(2)

Disc6 原盤:仏ターラ(TAH320)(P)1998
1. モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525
2. J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV.1048
3. J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
4. J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041


 ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン:4)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

 録音:
 1940年5月12日 ウィーンの放送局スタジオ(放送録音)(1)
 1944年6月24日 ムジークフェラインザール、ウィーン(放送録音)(2,3)
 1944年7月1日 ムジークフェラインザール、ウィーン(放送録音)(4)

 録音方式:モノラル
 国内製造品
 日本語帯・解説付

内容詳細

異形の巨人クナッパーツブッシュの真骨頂を刻んだ幻のターラ盤が復刻された。ベートーヴェン交響曲第8番やブラームスの交響曲第3番における巨大なスケール感など筆舌に尽くし難い。味わいの濃さ、豊かな表現力、何よりも音楽の凄まじさが突出した魅力だ。★(彦)(CDジャーナル データベースより)

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