CD 輸入盤

チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 創立150年記念エディション〜秘蔵ライヴ集(14CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88985495052
組み枚数
:
14
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


名門チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
創立150年を記念して編まれた完全生産限定スペシャル・ボックス。
アンドレーエからブランギエまで、秘蔵放送音源を駆使しての全曲世界初発売!


チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の創立150年を記念して、オーケストラ側の全面協力を得て編纂された14枚組のボックスが登場します。しかも全てスイス放送やトーンハレ管のアーカイヴに保管されていた秘蔵のライヴ音源を使用しているのが要注目です。
 トーンハレ管の初代首席指揮者フリードリヒ・ヘーガーの録音は残されていませんが、1906年にヘーガーの後任として首席指揮者に就任し、20世紀前半にトーンハレ管の名声を高めたフォルクマール・アンドレーエが第2次大戦中の1942年に指揮したブルックナーの交響曲第7番の歴史的記録に始まり、現在のリオネル・ブランギエのベルリオーズ『幻想交響曲』まで、歴代の首席指揮者/芸術監督の名演を網羅しています。目に留まるのは1968年のルドルフ・ケンペのベートーヴェン『運命』。有名な1971年のTuder/exlibris盤の3年前のライヴです。ジンマンの2曲はいずれもRCAに優れたセッション録音がありますが、当ボックスに含まれているのはジンマンのトーンハレ・デビュー(家庭交響曲)と首席退任演奏会(マーラー『復活』)のライヴ。また正式なセッション録音が残されなかったエーリヒ・シュミット、ハンス・ロスバウド、若杉 弘、ゲルト・アルブレヒトの演奏も含まれています。日本のCBSソニーにCD2枚分の録音を残したクリストフ・エッシェンバッハは、名手ボリス・ブロッホとブゾーニの大作・ピアノ協奏曲を演奏した時の貴重なライヴです(エッシェンバッハとしては初めてのレパートリーです)。
 そして何と言っても凄いのが、最近のトーンハレに客演した名指揮者による数々の名演が収められている点でしょう。ブロムシュテットのブルックナー第9番(2014年=ゲヴァントハウス管とのQuerstand盤の3年後)、ハイティンクのブルックナー第5番(2009年=バイエルン放送響とのBR-Klassik盤の前年)を筆頭に、マゼールのドヴォルザーク『新世界より』(2002年)、デュトワのサン=サーンス『オルガン付き』(2014年)、サロネンのシベリウス第5番(2015年)、ジョナサン・ノットのハイドン第44番(2009年)という豪華布陣。晩年にトーンハレとかなり密接な関係があったフランス・ブリュッヘン指揮のベートーヴェン第1番(1997年=18世紀オケのPhilipsとGlossaの全集の中間)も含まれているのも興味をそそられます。
 スイスのオーケストラゆえ、アルベルト・メシンガー、ロルフ・ウルス・リンガー、ハインツ・ホリガーなどスイスの作曲家の作品が含まれているのは当然のことですが、中でも興味深いのは、オトマー・シェックの大作『ペンテジレーア』が、この作品を得意とし1982年ザルツブルク音楽祭のライヴも発売しているゲルト・アルブレヒトの指揮で収録され、かつ、作曲家シェックが指揮台に立ったシューマンの交響曲第4番が含まれていることでしょう。
 48ページ・カラーブックレット付き。各ディスクは紙ジャケットに封入、厚紙製リフトオブ・ボックスに収容されます。完全生産限定。

【チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団プロフィール】
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の元となったのは、1865年にチューリッヒの市民団体「オーケストラ・ゲレン」最初の常設オーケストラとして設立されたものでした。1868年にチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団として創設され、特に1895年に世界でもベストともいわれる音響効果を誇る新ホール(Tonhalle)が誕生してからは、スイスのドイツ語文化圏の音楽界で重要な役割を果たしてきました。ハンス・ロスバウト、ルドルフ・ケンペ、ゲルト・アルブレヒト、クリストフ・エッシェンバッハなどの主要な首席指揮者たちは楽団に決定的な影響を及ぼし、また錚々たる客演指揮者たち(古くはベーム、フルトヴェングラー、クレンペラー、クーベリック、シューリヒト、ワルター、近年ではブリュッヘン、デュトワ、ハイティンク、ヤノフスキ、ヤンソンス、ロジェストヴェンスキー)も楽団を大いに発展させました。
 現在トーンハレで1シーズンに50種類のプログラムでおよそ100回の演奏会を行い、スイスだけでなくヨーロッパ、アメリカ、アジアなどへの演奏旅行、また近年ではデイヴィッド・ジンマン(首席指揮者及び芸術監督、1995〜2014年)とのベートーヴェン、シューマン、ブラームス、マーラー等の交響曲全集、R.シュトラウスの管弦楽全集を始め、2014年より首席指揮者を務めるリオネル・ブランギエによるラヴェル作品集など、数多くの録音などが世界的に批評家や音楽愛好家からの絶賛を浴びています。2019/2020年シーズンより、パーヴォ・ヤルヴィが首席指揮者及び音楽監督に就任予定。(輸入元情報)

【収録情報】

Disc1
● ブルックナー:交響曲第7番ホ長調


 フォルクマール・アンドレーエ(指揮)
 録音:1942年12月8日、チューリッヒ、トーンハレ(モノラル)

Disc2
● シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op.120


 オトマール・シェック(指揮)
 録音:1943年11月16日、チューリッヒ、トーンハレ(モノラル)

● メシンガー:交響曲第4番 Op.80

 ハンス・ロスバウト(指揮)
 録音:1958年2月25日、チューリッヒ、トーンハレでの世界初演(モノラル)

● シューベルト:交響曲第3番ニ長調 D.200

 エーリヒ・シュミット(指揮)
 録音:1959年12月8日、チューリッヒ、トーンハレ(モノラル)

Disc3
● ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』


 ルドルフ・ケンペ(指揮)
 録音:1968年5月7日、チューリッヒ、トーンハレ(モノラル)

● ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21

 フランス・ブリュッヘン(指揮)
 録音:1997年1月8日、チューリッヒ、トーンハレ(ステレオ)

Disc4
● ブゾーニ:ピアノ協奏曲ハ長調 Op.39


 ボリス・ブロッホ(ピアノ)
 チューリッヒ・ジンガークライス
 キュスナハト講習会室内合唱団
 クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
 録音:1985年2月28日、チューリッヒ、トーンハレ(ステレオ)

Disc5-6
● シェック:歌劇『ペンテジレーア』全曲


 ヘルガ・デルネシュ(ペンテジレーア)
 ジェーン・マーシュ(プロートー)
 ナディーヌ・セクンデ(メローエ)
 マルガ・シムル(巫女長)
 ローラント・ヘルマン(アキレス)、他
 ベルン歌劇場合唱団
 キュスナハト講習会室内合唱団
 エンガディン・カントライ合唱連盟
 ゲルト・アルブレヒト(指揮)
 録音:1985年11月7日、チューリッヒ、トーンハレ(ステレオ)

● ロルフ・ウルス・リンガー:ナーハハル(残響)

 若杉 弘(指揮)
 録音:1986年3月9日、チューリッヒ、トーンハレでの世界初演(ステレオ)

● ホリガー:ヴァイオリン協奏曲『ルイ・ステー賛』(1995年版)

 トーマス・ツェートマイアー(ヴァイオリン)
 ハインツ・ホリガー(指揮)
 録音:2001年6月23日、チューリッヒ、トーンハレ(ステレオ)

Disc7-8
● R.シュトラウス:家庭交響曲 Op.53


 デイヴィッド・ジンマン(指揮)
 録音:1991年3月21日、チューリッヒ、トーンハレ(ステレオ)〜ジンマンのトーンハレ・デビュー

● マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』

 ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ)
 アリス・クート(アルト)
 チューリッヒ・ジング・アカデミー
 デイヴィッド・ジンマン(指揮)
 録音:2014年7月11日、チューリッヒ、トーンハレ(ステレオ)〜ジンマンの首席指揮者としての最後のコンサート

Disc9
● ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調


 ベルナルド・ハイティンク(指揮)
 録音:2009年1月6日、チューリッヒ、トーンハレ(ステレオ)

Disc10
● ハイドン:交響曲第44番ホ短調 Hob.I-44『告別』


 ジョナサン・ノット(指揮)
 録音:2009年12月4日、チューリッヒ、トーンハレ(ステレオ)

● ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』

 ロリン・マゼール(指揮)
 録音:2002年3月22日、チューリッヒ、トーンハレ(ステレオ)

Disc11
● ブルックナー:交響曲第9番ニ短調


 ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
 録音:2014年12月3日、チューリッヒ、トーンハレ(ステレオ)

Disc12
● サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調『オルガン付き』


 ペーター・ソロモン(オルガン)
 シャルル・デュトワ(指揮)
 録音:2014年2月25日、チューリッヒ、トーンハレ(ステレオ)

● シベリウス:交響曲第5番変ホ長調 Op.82

 エサ=ペッカ・サロネン(指揮)
 録音:2015年1月31日、チューリッヒ、トーンハレ(ステレオ)

Disc13
● ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14


 リオネル・ブランギエ(指揮)
 録音:2014年9月10日、チューリッヒ、トーンハレ(ステレオ)

Disc14
● モートン・フェルドマン:コプティック・ライト


 ピエール=アンドレ・ヴァラード(指揮)
 録音:2014年11月14日、チューリッヒ、トーンハレ(ステレオ)

● ルトスワフスキ:管弦楽のための書

 シルヴァン・カンブルラン(指揮)
 録音:2015年11月13日、チューリッヒ、トーンハレ(ステレオ)

● ディーター・アマーン:『Glut』

 マルクス・シュテンツ(指揮)
 録音:2016年5月11日、チューリッヒ、トーンハレ(ステレオ)


 チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
 (Disc1のみベロミュンスター放送管弦楽団の合同演奏)

 すべてライヴ録音

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