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【中古:盤質AB】 アンナー・ビルスマ・リミテッド・エディション(11CD) 

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
AB
特記事項
:
なし
コメント
:
11CDカートンBOXセット,DISC1がBOX内に2枚
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
5173539
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

※お知らせ
当セットの印刷には3つの間違いがあります。該当箇所と内容は下記の通りです。

1.ボックス裏の曲目表記
 Disc7の2番目の曲目「デュポール:2つのチェロのための9つの練習曲第11番イ短調」が欠落
2.Disc7の紙ジャケット裏の曲目表記
 Track4.の「デュポール:2つのチェロのための9つの練習曲第11番イ短調」が抜けており、以下、ひとつずつトラック表示がずれています(本来は13までですが12までになっています)。
3.Disc1&2の画像違い
 新録音のジャケット画像が表示されています。

なお、メーカー(ドイツSONY)は良品生産(交換)には対応しないとのことでした。まことに申し訳ございませんがご了承の上お求めください。


【このセットについて】
バロック・チェロの巨匠、ビルスマの70歳を記念した限定格安ボックス・セット。内容は、ソニーから選ばれた11枚をまとめたというもので、録音年代は1979年〜1998年となっています。名プロデューサーで元SEONレーベルの社長でもあったエリクソン氏が手がけたシリーズだけに演奏・音質ともにクオリティは極上です。なお、この商品にはブックレットは付いておりません。

【ビルスマについて】
 1934年、オランダのハーグに誕生。幼少から父に音楽を習い始め、ハーグ王立音楽院でカレル・ボーンカンプにチェロを学んで優秀な成績で卒業。1959年パブロ・カザルス国際コンクールで優勝し、国際的な名声を得ます。  1962年から1968年までアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団首席チェロ奏者を務め、その間、グスタフ・レオンハルトやフランス・ブリュッヘン、ヤープ・シュレーダーらとクヮドロ・アムステルダムを結成してバロック演奏に力を注ぎ、やがてバロック・チェロ奏法を確立し、オランダ古楽界の重鎮として現在に至ります。

 ビルスマは、ソリストとして活躍するほか、室内楽ではガット弦を使用した弦楽アンサンブル『ラルキブデッリ』を主宰、夫人でヴァイオリニストのヴェラ・ベス、左利きヴィオリストのユルゲン・クスマウルらとともに、17〜19世紀の知られざる傑作をとりあげて話題を呼んでいます。彼はまた、古楽器だけにこだわることなく、モダン楽器をも使用した驚異的なレパートリーの広さでも知られており、そのディスコグラフィはすでにかなりの数に達しています(SEON・SONY・Channel Classics・Deutche Harmonia Mundi・MD+G・Teldec・Nonesuch・ATMA・Philips・Bayer・L'oiseau Lyre・Donemus)。

 演奏活動以外では、アムステルダムとハーグの音楽院での教授活動が重要ですが、さらに彼は、アンナ・マクダレーナバッハの写本のボウイングについて論じた著書も刊行。昔から批判の絶えない対象を意義深い存在と認め、そこに示された複雑なボウイングに取り組んでいます。

 名手ビルスマの演奏には、以上のような多彩な背景が認められ、そうしたことが、オリジナル楽器演奏の先駆者でありながら、常に努力し進歩し続けるという彼のアプローチを支えているものと思われます。もちろん、その謙虚で誠実な人柄が音楽に与える説得力については言うまでもありません。


【収録作品一覧】

CD1&CD2 バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
・バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
・バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008
・バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
・バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV1010
・バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV1011
・バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV1012
 アンナー・ビルスマ(チェロ)

バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲。1979年ステレオ録音。ビルスマ最初の全曲録音。ここでは、全曲、ガット弦を張ったバロック・チェロで演奏していますが、第6番ではピッコロ・チェロを用いるなど随所に工夫も見られます。ピリオド・アプローチにこだわった記念碑的な名録音。


CD3&CD4 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集
・ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調op.69
・ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調op.5-1
・ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調op.5-2
・ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調op.102-1
・ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番ニ長調op.102-2
・ベートーヴェン:「魔笛」の主題による12の変奏曲ヘ長調op.66
 アンナー・ビルスマ(チェロ)
 ジョス・ファン・インマゼール(フォルテピアノ)

ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全曲。1998年デジタル録音。バロック・チェロとフォルテピアノで演奏された実に表情豊かな演奏。その軽快な運動性と巧みな表情づけ、ときおりみせる緊迫した掛け合いの鮮烈な迫力は比類が無く、名手によるベートーヴェンならではの世界を堪能させてくれます。


CD5 ボッケリーニ作品集
・ボッケリーニ:序曲(シンフォニア)ニ長調op.43
・ボッケリーニ:チェロ協奏曲第3番ニ長調G.476
・ボッケリーニ:八重奏曲(ノットゥルノ)ト長調op.38-4(九重奏版)
・ボッケリーニ:チェロ協奏曲第11番ハ長調G.573
・ボッケリーニ:シンフォニア ハ短調G.519
 アンナー・ビルスマ(チェロ)
 ジャン・ラモン指揮ターフェルムジーク

1992年デジタル録音。作曲当時の演奏会を彷彿とさせるようなプログラミングですが、八重奏曲は、コントラバスを加えた九重奏版、後半のコンチェルトには20世紀になって発見された第11番を選ぶあたりなかなか凝った企画と言えるでしょう。演奏も活気に満ちた見事なものです。


CD6 ブラームス:チェロ・ソナタ集
・ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調op.38
・シューマン:民謡風の5つの小品op.102
・ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調op.99
 アンナー・ビルスマ(チェロ)
 ランバート・オーキス(ピアノ)

1995年デジタル録音。ビルスマによる興味深いロマン派作品集。彼はここで、1701年製のストラディヴァリウスを用い、伴奏のオーキスは、1892年製のニューヨーク・スタインウェイを使っています。少な目のヴィブラートで示される繊細なフレージングが非常に魅力的な演奏です。


CD7 プロシア王とチェロの音楽
・デュポール:2つのチェロとフォルテピアノのためのソナタ ニ長調
・デュポール:2つのチェロのための9つの練習曲第11番イ短調
・ベートーヴェン:「マカベウスのユダ」の主題による12の変奏曲ト長調
・デュポール:2つのチェロのための11の練習曲第9番ニ短調
・ロンベルク:チェロ・ソナタ第1番変ホ長調
・ボッケリーニ:2つのチェロのためのソナタ変ホ長調
・ベートーヴェン:「魔笛」の主題による7つの変奏曲変ホ長調WoO46
 アンナー・ビルスマ
 ケネス・スロウィック(VC)
 スタンリー・ホッホランド(フォルテピアノ)

1997年デジタル録音。「プロシア王とチェロの音楽」と題されたこのアルバム、当時、ボッケリーニらに庇護の手を差し伸べたとされるヴィルヘルム2世に関わりのある音楽家の作品を集めたものです。2台のチェロが渡り合うソナタやベートーヴェンの愉しい変奏曲など聴きどころたっぷりの内容です。


CD8 メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲
・メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調op.20
・N.ガーデ:弦楽八重奏曲ヘ長調op.17
 ラルキブデッリ
 スミソニアン・チェンバー・プレイヤーズ

1992年デジタル録音。ガット弦を張ったストラディヴァリウスのもたらす美しい響きを堪能できるアルバム。


CD9 モーツァルト:ディヴェルティメントK.563
・モーツァルト:ディヴェルティメント(弦楽三重奏曲)変ホ長調 K.563
・モーツァルト:アダージョとフーガ ヘ短調 K.404a-6
・モーツァルト:アダージョとフーガ ニ短調 K.404a-1
・モーツァルト:アダージョとフーガ ト短調 K.404a-2
・モーツァルト:アダージョとフーガ ホ長調 K.404a-3
 ラルキブデッリ

1990年デジタル録音。ここに収められたアダージョとフーガはどれも編曲で、原曲は、第6番がW.F.バッハ:フーガ第8番、第1番がJ.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻第8番、第2番が同第2巻第14番、第3番が同第2巻第13番となっています。


CD10 シューベルト:弦楽五重奏曲
・シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調 D.956
・シューベルト:ヴァイオリンと弦楽のためのロンドイ長調 D.438
 ヴェラ・ベス(vn)
 ジョディ・ガトウッド(vn)
 リサ・ラウテンバーグ(vn)
 スティーヴイン・ダン(va)
 ケネス・スロウィック(vc)
 アンナー・ビルスマ(vc)

1991年デジタル録音。チェロの名手、アンナー・ビルスマとその仲間たちによって結成されたグループ“ラルキブッデリ”と、スミソニアン・チェンバー・プレーヤーズのメンバーによって演奏された注目盤。使用楽器はすべてスミソニアン博物館所蔵(及び貸与)の、オリジナル・ストラディヴァリウスで、ガット弦を張ったそのやわらかく繊細なサウンドはたまらなく魅力的。シューベルト晩年の傑作、弦楽五重奏曲は、天国的に美しい楽想が綿々と続く大規模な作品ですが、彼らの演奏では表情の微妙な変化がとても美しく、聴き手を飽かせることがまったくありません。組み合わせのロンドも美しい作品です。


CD11 ヴィヴァルディ作品集
・ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲イ短調 RV 418
・ヴィヴァルディ:弦楽のための協奏曲ハ長調 RV.117
・ヴィヴァルディ:弦楽のための協奏曲ヘ短調 RV.143
・ヴィヴァルディ:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲変ロ長調 RV.547
・ヴィヴァルディ:2台のヴァイオリンと2台のチェロのための協奏曲ト長調 RV.575
・ヴィヴァルディ:4台のヴァイオリンのための協奏曲ニ長調 RV.549
・ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ト長調 RV 413
・ヴィヴァルディ:弦楽のための協奏曲ホ短調 RV.134
・ヴィヴァルディ:弦楽のための協奏曲イ長調 RV.159
 アンナー・ビルスマ(チェロ)
 ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ

1990年デジタル録音

収録曲   

ディスク   1

バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007

  • 01. Prelude 2:11
  • 02. Allemande 4:24
  • 03. Courante 2:52
  • 04. Sarabande 2:12
  • 05. Menuett I & II 3:29
  • 06. Gigue 1:41

バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008

  • 07. Prelude 3:09
  • 08. Allemande 3:49
  • 09. Courante 2:04
  • 10. Sarabande 3:16
  • 11. Menuett I & II 3:11
  • 12. Gigue 2:28

バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009

  • 13. Prelude 3:06
  • 14. Allemande 4:30
  • 15. Courante 3:18
  • 16. Sarabande 3:04
  • 17. Bourree I & II 3:09
  • 18. Gigue 3:11

ディスク   2

バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV1010

  • 01. Prelude 3:52
  • 02. Allemande 4:08
  • 03. Courante 3:32
  • 04. Sarabande 3:39
  • 05. Bourree I & II 4:34
  • 06. Gigue 2:56

バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV1011

  • 07. Prelude 4:54
  • 08. Allemande 4:04
  • 09. Courante 1:57
  • 10. Sarabande 3:17
  • 11. Gavotte I & II 4:00
  • 12. Gigue 2:03

バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV1012

  • 13. Prelude 4:40
  • 14. Allemande 6:58
  • 15. Courante 3:37
  • 16. Sarabande 4:06
  • 17. Gavotte I & II 3:00
  • 18. Gigue 3:36

総合評価

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4.5

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ビルスマの一番の特徴は古楽器であるバロッ...

投稿日:2009/09/16 (水)

ビルスマの一番の特徴は古楽器であるバロックチェロを使用している事でしょうか。バッハの無伴奏チェロ組曲を古楽器版の演奏で聴きたくて、購入 しました。聴いてみて正解。現代楽器とは違って、音に深みと厚みがあり 豊穣なワインを堪能しているようです。 曲目に関しては、HMVのこのサイトをプリントアウトして見ていますので 問題無です。

maroyaka さん | 宮城県 | 不明

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ミスプリントなんて全然ノープロブレム。自...

投稿日:2008/04/21 (月)

ミスプリントなんて全然ノープロブレム。自分でメニューを書き写して楽しんでます。 毎日がこれで安泰、心安らかに過ごせます。

再太(リフトル) さん | 足立区 | 不明

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ビルスマが往年の名レーベル「Vivarte」に...

投稿日:2008/04/14 (月)

ビルスマが往年の名レーベル「Vivarte」に残した中からチョイスした好企画だ。単発の頃に買いそびれたものも収録されていてありがたいことこの上ない。演奏もビルスマらしく学術的な根拠に基づきながらも情熱的なものだ。欲を言えばこの中にハイドンあたりも入ってくると最高なんだけどな。しかし,こういう好企画ゆえに印刷のミスは犯してほしくなかった。こういうセット物を買う人は終生大事にするものです。

カヌー小僧 さん | 長野県 | 不明

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