統計学をまる裸にする データはもう怖くない

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532356033
ISBN 10 : 4532356032
フォーマット
発行年月
2014年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
349p;19

内容詳細

統計学? つまらない、わかりにくい――これが定評だ。本書は、その常識をひっくり返します。統計学ほど面白く、役に立つものも少ない。だが、使い方を間違えると、とんでもなく有害なものにもなる!

「統計学の根底にある発想はすばらしくおもしろいし有意義だ。重要なのは、肝心な発想と、邪魔になりがちなややこしい専門的な細部とを選り分けることだ。それが、まる裸となった統計学だ」

「火、ナイフ、自動車、脱毛クリーム。どれも重要な役割を果たすものだ。どれも人々の生活を豊かにする。でも、どれも濫用すれば深刻な問題を引き起こしかねない。いまや読者のみなさんが、この一覧に統計学を加えてもいい。さあデータを賢明かつ上手に活用してほしい! 」

――こう語る著者が、コメディアンのようだとも評されるユーモアたっぷりな語り口で、さまざまなエピソードを交え、余計なところを取り払って、統計学の本当に大事なところ、考え方を紹介します。

記述統計、相関、確率、中心極限定理、推定、世論調査、回帰分析、プログラム評価――本書は統計学の基本が直感的にわかるように書かれています。そして、統計学の面白さ、有用性と、使い方を誤ったときの怖さが理解できる本です。

著者
チャールズ・ウィーラン (Charles Wheelan)
ダートマスカレッジで公共政策、経済学を教える。元『エコノミスト』誌記者。
主な著書に『統計学をまる裸にする』 (日本経済新聞出版社、山形浩生・守岡桜訳) がある。

山形 浩生 (やまがた・ひろお)
評論家。翻訳家。シンクタンク勤務の傍ら、幅広い分野で翻訳・評論活動を行う。
主な訳書にクルーグマン『クルーグマン教授の経済入門』、ケインズ『雇用、利子、お金の一般理論』『お金の改革論』、ダブニー&クライン『この世で一番おもしろい経済学』など。

守岡 桜 (もりおか・さくら)
翻訳家。
主な訳書にスチュワート『邪悪な虫』『邪悪な植物』、ピュリッジ他『オウンドメディアで成功するための戦略的コンテンツマーケティング』、シラー『それでも金融はすばらしい』など。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

【著者紹介】
チャールズ・ウィーラン : ダートマスカレッジで公共政策、経済学を教える。元『エコノミスト』誌記者

山形浩生 : 評論家。翻訳家。シンクタンク勤務の傍ら、幅広い分野で翻訳・評論活動を行う

守岡桜 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    日常生活に最も関係の深い統計概念を説明するようになっている(傍点4頁)。知りたいのは、評価したい教育的要素から、生徒の成績がどのくらい影響を受けているか(80頁)。良い報せは統計学でマネジメントすることがマネジメントされる人間や機関の潜在的行動に、良い変化をもたらす可能性があること(82頁)。有意水準0・05:帰無仮説が正しい場合、実際の観察ほど極端な結果が得られる可能性が5%以下なら、帰無仮説を0・05水準で棄却できる(199頁)。

  • まろにしも さん

    ★★★★★ 統計学は大量のデータからあるパターンを見出して現実を把握するためのツール。ツールであるが故に、どういう文脈で活用するのか分からないまま、ツールそのものを勉強すると実に味気ない。この本は、統計学を活用するとどういう面白いことがあるのか、ユーモアのある比喩で説明してくれている。統計学、やっぱり面白いなあ。エスター・デュフロという女性経済学者の研究が超クール。

  • ふくみみ さん

    統計読み物を続けていくつか読んだけど、これが一番腑に落ちた。リコメンドとかモンティホールとか典型的な話だと思いつつ、期待値や中心極限定理、推定の使い方に展開していくと面白くなった。読み物としてキャッチーなネタを扱ってはいるけど、地に足がついてるというか、バイアスとか検証の方法など本当にそうか?ということも触れていてくれるので安心して読めた。面白くなったところはまだ自分がうまく使えてないところという自覚はあるのでもっと手や頭を動かしたいところ。

  • 犬こ さん

    統計学による予測はシンプルではない。特に本書の事例はアメリカが主で、人種、地域特性なども東西、州で文化が大きく異なるから、アメリカデータ分析って、結果を導くのも、検証するのも結構なパターン見るのかな?紹介事例は豊富ですが、一つ一つが短いのでもっと知りたいことが少しもやっ〜とする項目がいくつかありました。

  • galoisbaobab さん

    今流行りのアレ系じゃないし、書いてある統計学的な内容もこの手の本に必ず紹介されるようなものだけど、他書とはヒトアジ違います。なんせ面白い。それにわかりやすい。デュフロのランダム化対照実験は面白いなー。ウィーランの経済学本とデュフロの貧乏人本も読んでみよう。

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